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2004.04.13

銀行が売っているもの

木村 剛氏、箭内 昇氏といえば金融改革派としてしられており、以前からNikkei BizPlusのコラムを読んでいました。今日、久しぶりに箭内氏のコラムが掲載されており、りそな銀行が花王などの影響でより顧客志向の会社にかわりつつある事が伺われます。

さて、そんな中木村氏が設立に尽力した「日本振興銀行」の免許申請が許可された、との知らせが入ってきました。

さて、昨今「金融」が色々と話題になっています。銀行のサービス向上とか、消費者金融とか・・
で、考えたのですが、銀行って何を売っているところなのでしょう?ひとつは「決済サービス」だと思います。私もクレジットカードとか、銀行振り込みなどを使っており、そこで手数料を支払っています。
もうひとつが「融資」ですが、考えてみるとこれは変です。なぜ、100万円を103万円払って買うのでしょう?事業資金にするから?明日の支払いがあるから?

 思うに、銀行の売り物は「時間」ではないでしょうか。明日の100万円がないから、わざわざ今日手数料(利子)を使ってまで入手する。今金を使うことで、利子を払った以上のリターンがある事業を行う。そのための「時間」を買うために、利子を払って融資を受けているのではないでしょうか。

 この「時間」の要素を忘れてしまうと本来の融資の意味を見失ってしまうと思います。そして、売り物が何か、顧客が求めるものは何か、ということを日本振興銀行が忘れることの無いよう、今後の活躍を祈りたいと思います。

2004 04 13 [経済・政治・国際] | 固定リンク

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