« マスコミは官庁批判はできないのか? | トップページ | 政治に取捨選択はできるのか »

2004.05.19

年金はなんでこんなにわかりにくいのか?

世間を騒がしている「年金問題」、そもそも現行のシステムはいったいどうなっているのか、私自身よく知りません。ということで、基本である社会保険庁のページで調べてみました。
1.種別は、「老齢年金」、「障害年金」、「遺族年金」の3種がある。
ふむふむ、今話題になっているのはもっぱら「老齢年金」だよな。
2.昭和16年4月1日以前か、4月2日以降かでシステムが分かれる
・・改定があったときか・・まあ、仕方がないか。私は後者だから、こちらをみる、と。

3.支給要件・・エクセルのシートでも作らないとシミュレートできんな・・

4.厚生老齢年金の報酬比例部分・・さらに面倒になってきたぞ

まあ、直感的にはわかりません。もちろん、計算式がオープンになっていれば、これを適当にプログラム化すればシミュレートは可能だし、そんなに難しい式ではないように思えます。

では、なんでこの辺が評判悪いのか?ひとつは、式の変数が多く、かつ自分で判断しなければならない部分が多いため、最終的に自分がどうすべきかわかりにくいことが挙げられます。
たとえば、現行では60歳からの支給を選択すると支給額が減額されますが、では65歳からの方が「得」なのか、どうか、という選択があります。私が職場などで話をしていると、「すぐにもらいたい。それまでに死んだらしょうがないし」という意見の方が多数派のようです。実際、現行のシステムでは65歳以降支給開始(いわゆる満額支給)を選んだ場合で総支給額が多くなるのは75歳を過ぎてからなんですね。となると、これは実質切り下げということになります。

これらは、「支給を受けるほう」から見た場合ですが、「独立した保険経営」としてみると客に対する支給ができなくなった辞典で「破綻」し、「解決策」としての支給切り下げなのでしょうが、通常はこういうことがあると「責任問題」になるはずなのですよね・・

金融庁傘下で会計監査をしてもらわんといかんのではないでしょうか(爆)

また、失政を取り繕うためのごまかしを「改正」とするためや、あちこちにいい顔をするためにつぎはぎになってしまったことがこの結果となっているように思えます。
「商品」が少ないのだからもっとシンプルにできるはずでしょうけど、オプションが多すぎるのが問題なのでしょうね。

2004 05 19 [経済・政治・国際] | 固定リンク

トラックバック

この記事のトラックバックURL:

この記事へのトラックバック一覧です: 年金はなんでこんなにわかりにくいのか?:

コメント