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2004.07.20

バブルとバブル崩壊と少子化はリンクしている?

今日、18時過ぎに車を運転していてNHKラジオを聴いていたら少子化を研究している厚生労働省の方が出て話をされていました。細かいところは覚えていないのですが、聴いていた範囲では
1.1989年以降、合計特殊出生率は低下し続けている。
2.20歳代後半の女性の既婚率が90年代前半と比べて4割も下がっている。
3.80年代までは結婚した人の出産数はそれ以前と変わっていないが、今は結婚後の出産数自体も下がっている。
などです。実感として考えると、企業のリストラ、という言葉と出生率の低下はリンクしているように思えて仕方がありません。


 他の国でも、不景気による不安感はあるでしょう。ただ、日本ほど強く影響は受けていないように思えるのです。周りの意見でも、「もっとほしいけど経済的に・・」という意見は多く聞かれます。この「失われた10年」(15年になる気もすますが)は、新しく生まれる子供を産まない形でリストラすることでそのときの家庭を守ってきたのではないか、という感覚すらあるのです。

 日本は、国としてマクロの面や施設整備にはお金を使ってきました。しかし、阪神・淡路大震災の際に指摘されたように個人の不幸をバックアップすることは怠ってきたと思います。個人に直接お金が渡らない、これは中継を生業とする政治家や役人には都合が良かったシステム(高度成長期にはこれでよかったのですが)でしょう。しかし、大規模災害や経済危機には却って不都合になる(個人の活力を削いでしまう)ことがはっきりしてきたと思います。

 経済や株価の面では、やっと復活のめどがついてきましたが、子供の数を減らさざるを得なかったこの「失われた10年」のツケは、100年かけるくらいで返していかなければならない重荷になってしまったように思えます。

2004 07 20 [経済・政治・国際] | 固定リンク

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