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2004.07.23
都市鉱山が見直される
日本は資源が無い、これは昔から言われていることです。したがって、何年も前から鉄鉱石やらボーキサイト(アルミ原料)を輸入してきました。で、加工して輸出した分は以外は全て国内に蓄積されてきたわけです。
鉄に関しては、鉄骨で作られたビルが、30年以上経ったものについてはそろそろ建て替え時期になっていますが、これらについてはリサイクルすることで鉄鉱石としては輸入の必要はほぼなくなっていると言っても良いかもしれません。
PCの基盤などはレアメタルの塊のようなものですし、自動車も昔から排ガス処理の触媒である白金はリサイクルされています。
一時は斜陽産業となっていた鉱山業が、その処理技術をいかして資源のリサイクル業者としてやっと日の目をみるようになったと思います。
埋立地が新しい鉱山として見直される日も近いかもしれません。
宮崎駿の初監督作品である「未来少年コナン」では、かつての埋立地から資源を掘り出して再利用することで人々が生き延びている、という風景が描かれていました。このような状況が近づいているといってよいでしょう。
あと、問題はエネルギーなんだよな・・
2004 07 23 [経済・政治・国際] | 固定リンク
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最近、携帯電話のリサイクルから金塊を作っている、というニュースを観た。携帯電話の内部に金・銀・銅・パラジウムなどの貴金属が組み込まれており(環境goo!)、それ... 続きを読む
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コメント
最近は都市鉱山の開発は以前に比べればだいぶ進んできていますよ。ただ、リサイクル先進国の人間は日本の工場をみたときに、なぜ生ゴミ(チタン)とふつうのゴミ(鉄)を分別しないんだ? ということをいっておりました。
こうした現状を打開するために、都市鉱山開発機構というNPOを組織を設立しました。
ボランティアの募集や各種イベントを企画しておりますので、お時間ございましたら、当ホームページにお越しいただければです。
投稿者: 中村 創一郎 (May 23, 2006, 3:47:59 PM)