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2004.07.24

アートと職人芸と

日経BPのサイトに、かつての日本は美術大国ではなかったか、というコラムがありました。浮世絵がゴッホなどの印象派に影響を強く与えたのは有名な話ですが、当時の日本国内では、特別な芸術、という意識は無かったと思います。

昨年、ホノルル美術館所蔵増の「浮世絵風景が名品展」で浮世絵を一通りまとめてみる機会がありました。その中で、歌川広重が東海道53次の丸子の宿を描いています。ここは、名物のとろろ汁を茶屋で食べている情景なのですが、この茶屋に浮世絵が飾ってある状況が描かれているのです。浮世絵といわれている印刷物が庶民にもかなりのレベルで普及しており、また絵を飾る習慣もあった、ということが読み取れます。

これは、今で言うところのマンガや雑誌のグラビアと同じなのでしょう。ただ、マンガのカラーイラストでもそう馬鹿にしたものではないと私は思っています。

将来、どういう評価がされ、生き残っているかどうかはわかりませんが、時代の見る目が変わってくると面白いかな、と思っています。

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