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2004.07.28

論議と実行の壁

Blogの普及とともに、「開かれていながら繋がっている」という状況が広がり、色々な意見が多く出されるようになってきました。総評論家時代、といえるかも知れません。特に匿名で物が言える、ということはこの状況に拍車をかけていると思います。

Blogは匿名か否か、というのはすでに議論が多くされていますが、2ちゃんねる的に言えば「コテハン」なわけですね。ただ、昔のパソ通の雰囲気で言えば、「ハンドル」は別人格であり、複数のハンドルを使い分けることで実質的な匿名を確保する、ということもありました。

また、ハンドルというネットワーク上の専用の名前を使うことは、現実社会での役割とは別、という意思表示をしているようにも思えます。そこまで行かなくても、「ここで論議している内容は現実の自分の立場に影響を与えないようにしている」という防御装置として機能していると思います。

であるならば、現実世界との交渉が求められる「実行」に移るには、本人にとっては防御壁が無くなる事を意味するのですよね。特に、「今住んでいる地域社会」に絡むことですと余計に。

ただ、だからといってすくんでいてはそれこそ何もできないし、問題が解決することはありません。ではどうするか。

Blogで意見交換をすることを現実行動への予習とできないか、ということが一つの解決策ではないか、と思います。

現実には色々な問題があります。これが、「自分の住んでいる地域」のことだけでは不満に思っていても解決策を自分だけで見出すことは難しいでしょう。これが、問題提起することで日本の色々な地域の例が出てきて参考にできる、また比較してより新しい案が出せる、さらにはこの案をフィードバックすることで問題点が浮き彫りになる、また、人に対して意見を述べることの練習にもなる、ということが考えられます。少なくとも、何も準備をしないでいきなり役所や政治家の所へ行くよりはましではないか、と思えるのですよね。

これが個人的なことであっても「電車男」のようにうまくいく例となるかもしれないし、却ってバトルの元になるかもしれません。ただ、「ポジティブコミュニケーション」という、良い形での循環が起きていけば、社会全体を良くして行くうまい力になっていくと思います。

2004 07 28 [ウェブログ・ココログ関連] | 固定リンク

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