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2004.07.08

ルールの変化を効率よくやるには


最近、週刊!木村 剛にてITはお役所的だの、某所で某候補者の近くで演説をするだののテーマが示され、「ルールはどうあるべきか」ということと同時に、「ルールを現実にすばやく合わせていくにはどうすべきか」という方向で動きが出ていると思います。「IT技術はお役所以上にお役所的」というフレーズは私が以前のエントリで使ったものですが、これは融通性の無いのが悪ではなく、決まったようにしか動かないのが当然なので、事前にきちんと決めよう、また逆にお役所の使い方もコンピュータを使うようにした方がより効率的ではないか、という意図がありました(誤解があれば、これは私の表現力の至らなさによるものです。伏してお詫びいたします)。

さて、ではいつまでも事前に決められたルールでその通りに動けばよいのか。社会の方がどんどん動いている中で、ルールが現実に即さないようになるのは当然でしょう。たとえば、道路の制限速度。高速道路は、軽自動車は時速80km、普通車は時速100kmと差がありました。しかし、実際の流れでは違う速度を一緒に流すよりも同じ速度の方がより安定しているのは確かでして、これはさすがに近年改められました。

ルールを変えるには責任が伴いますし、調整に時間がかかる(政治的な権力争いを抜きにしても、変えたことによる影響がどうでるか調査するだけでもそれなりに時間がかかるでしょう)ため、そう簡単にいかないのはわかります。ただ、ここでITを使って変化によるシミュレーションができるようにするとかして効率化を図るのもまた立法府の使命かとも思うのですよね。

国家と企業を同じように考えることは必ずしもできない部分がありますが、リーダーシップと、問題点及び解決案の明示、そしてシミュレートの方法が説明されれば、比較的すばやい転換も可能になると思うのです。

国家間の競争も、軍事的圧力によるものというよりは、経済における機動的な政策変更による最適化争い、という部分が大きくなっているのではないでしょうか。拙速でも、すぐに直せるようなシステムの方が結果的に強くなっていくと思います。

2004 07 08 [経済・政治・国際] | 固定リンク

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