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2004.08.31

長嶋抜きで野球は人気を保てるか

今朝の日経産業新聞によりますと、8月21日の広島-巨人のTV中継のテレビ朝日(関東地区)での視聴率は4.2%だったそうです。オリンピックの影響もありますが、過去最低となってしまいました。

さて、今問題になっているプロ野球の1リーグ制への移行は、1試合1億とも言われる巨人戦のTV放映権料が目当て、といわれています。しかし、1億払うには視聴率が13~15%は欲しい、とも言われていますのでこれでは目当ての放映権料も出せない、ということになりかねません。

さて、上記記事では、野球放送はかつての時代劇と同じ道を歩んでいるのでは、と指摘しています。長嶋茂雄というスターも、そろそろ引退時期ですが、本当に時代劇と同様に専門チャンネルで生きていくのか、まだまだ国民的スポーツとして一般に生きていけるのか、微妙なところでしょう。

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2004.08.29

TVは突発事態が得意でない?

TVの取材や報道番組について、「起きている事を素直に伝える」というように思われている人が多いかもしれません。ただ、私の経験や状況を見るに、実は上記の事が実は報道機関はあまり得意ではないのかもしれない、という気がしてきました。

まず、取材番組。これは間違いなく「台本」があります。現地でのハプニングなどはいくつかあるでしょうが、基本的にはあらかじめ定められた「構成」に沿って作られると思ってよいでしょう。

ある意味、これは当たり前かもしれません。適当に行き当たりばったりで取材に行っても、「番組を構成するための必要な絵」は撮れないと思うのです。もちろん、行ってみたら思っていたより良い絵が撮れた、元の構成には無かったけど使える面白い状況がある、ということで構成を作り変える、ということはあるでしょう。ただ、通常は限られた時間と予算(適当に撮ってまとめてみたら絵が足らなかったといって再取材するコストは誰が持つの?)で運用する場合、準備をきっちりする(構成をあらかじめまとめておく)ことで現場での取材を円滑にする、というのは当然のことかもしれません。

まあ、通常の気候番組などはこれでも良いでしょう。虚偽や誇張がなければ大きな問題にはならないでしょうし。(これで「やらせ」があった、などで時々問題になりますが)。

ただ、問題はこれを一般のニュース報道でもやるクセがついていないのか、ということですね。「予断を持って取材しない」のが事件報道では重要なはずですが、時間がない、予算がない、絵が足らない、訓練が不足している、などが貯まると「型にはまった」絵作りにあわせた映像やナレーションをつけて作ってしまうと思います。(たとえば、今大型の台風16号が九州地方に接近していますが、「台風」の絵作りって海岸に行って波を撮るとか、新人にレポートさせる、とかギャグのネタになるくらい型がありますよね)。

TV番組を作るには、ニュースにしても相当の人と手間がかかると思います。そこで、急にハプニングが起こってしまうとそれに対応するためにはかなりのエネルギーが必要だと思います。だからこそ、トラブルが起きないような準備が必要なのですがそれが「報道」の枠をこえて型にはまったものになってしまうのではないのかな、と思うのですよね。
オリンピック報道では、終わった後でメダリストをスタジオに呼んでインタビュー、というのがセッティングされていたと思います。特に有名どころは事前にスケジュールを抑えておいたでしょう。ただ、逆にメダルを取れなかったらどうなるか。当然選手は出ませんが、選手と対談させようとしていた相手も自動的にキャンセルされてしまうのですよね。そして、空いた枠も埋めなければなりません。民放では特にこの状況は深刻になってしまうと思います。

 事象を素直に受け取り、ちゃんと考えて間違った印象を与えないように絵と音を作っていくのがベストの報道なのでしょうが、現場はなかなかそうはなって無いと感じられるのが難しいところかな、と思います。

2004 08 29 [メディア] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2004.08.27

資格のレベル維持は誰の責任か

各種の資格取得がブームとなってしばらく経っています。ただ、ここ何日かの日経朝刊の連載で、会計士の就職が難しい、という状況が出ており、資格を取得すればオッケー、という状況が終わりつつあるのかな、ということを感じました。

さて、この状況、実は以前にも起こっています。そう、「学士」という資格が勝利を保証するものではなくなっていた、ということですね。

 大学全入(志望者が入学定員を下回る)状況が、予想よりも早く来つつある、ということで大学の経営がどうなるかということがニュースになっています。ただ、逆に「学士」という資格のレベルがちゃんと保証されているか、ということはあまり問題になっていないように思えます。

 徒然なる数学の日々というBlogで、入試科目をそれぞれの大学に決めさせるのはやめなさい、という主張がされています。そして、大学での教育レベルが下がっていくと、大学の発行する資格の意味(修士や博士すらも!)がなくなってしまう可能性があると思うのです。

他の「国家資格」と言われているものも同様でしょう。さらに、資格取得後の取得しているという実力の維持も必要だと思うのです。

資格を持たないとその業務が行えない独占資格にしても、資格保持者どうしの競争がある以上、取得後も安泰とはいえません。逆に、その競争がないとレベルが下がって行ってしまうと思います。ある意味、正常な状況でしょうね。ただ、その競争が公正かつ発展的に行われているか、という点は常にチェックが必要でしょう。

考えてみると、「公務員」というのも、同じような考えの「資格」なんでしょうね・・ただ、今はもう取得したから安泰、というものではなくなりつつあるのでしょうが・・

2004 08 27 [学問・資格] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2004.08.25

ネオ体育会系が育っている

アテネオリンピック、各種強化策が功を奏して過去類を見ないメダルの獲得状況となっています。その中で、興味深いコラムがありました。
 色々と内容がありますが、今勝っている人たちはいわゆる「体育会系」ではないのではないか、という印象があります。

昔ながらの「体育会系」のイメージは、「上下関係を重視」、「理屈より根性」、「頭の中まで筋肉」などと決してよくはありません。実情はそれぞれ違うにせよ、スポーツに対するイメージを悪くする方向で動いていたのではないか、という気がしています。

ただ、上記コラムでは「コミュニケーション能力」がアスリートの能力と連動しているのではないか、という指摘がありました。確かに、現代のスポーツ科学の進歩を考えると、「コーチの言うことを理解する能力」、「自分がやろうとしていることを明確に分析する能力」が必要となると思います。そして、これらの能力は今までの「体育会系」では得られないものではないか、と思うのです。

もちろん、強くなるためには厳しい鍛錬をつまねばなりません。特にオリンピックに出るようなトップ選手ともなるとまさに血の出るような努力をしていることは疑いようもありません。ただ、その努力が「根性」によるものではなく、指導者と選手がお互いに納得した形で高めあっていくことができるようになっていることが今回の強さにもつながっているのでは、と思いますし、そうでなければ指導もできないでしょう。

これらの「新しい体育会系」が育っていくことで、スポーツ全体のレベルが上がり、かつ一般への指導者のレベルも、苦しめるではなく楽しめる形で練習ができる、というようになって行けば、見るだけでなくやる楽しさもみんなの物になっていき、より一層スポーツを楽しむことができるようになると思います。

2004 08 25 [スポーツ] | 固定リンク | コメント (2) | トラックバック

2004.08.24

今週のニュース(8/22~8/28)

1.ホログラム記録ディスク、実験に成功
 次世代DVDの覇権争いが本格化している中、新たな技術が現れてきました。容量1TB(=1000GB)、転送速度1Gbpsと現行のDVDやHD-DVDやBDと比べても桁違いの性能を持っています。もちろん、実用化や商品化、そして普及には単なる性能だけでは仕方が無いのですが、これだけの容量がある光学ディスクですと、また使い勝手などが変わってくるかもしれません。ただ、HDDの進化も続いていますし、ホログラムではディスクでなくてもメモリーカード式の安価なものも開発されているため、思わぬ形で変化する可能性があります。また面白くなってきました。


2.オリンピック選手のBlog禁止
もうすぐ終わろうとするオリンピックですが、IOCから選手によるBlog更新禁止令が出ているそうです。まあ、報道権という形での放送権などを売って商売しているIOCとしては、みんなが欲しがる選手の声をスポンサーを通さずに流すようになる、というのは容認できないのでしょう。ただ、選手は別にそういう契約を事前に結んでいるわけでもないため、なかなか難しいところかと思います。

3.燃料電池式のスクーター、実用化へ
 かなり格好よいですね。4輪車のみならず、2輪でも電動化は進んでいるようです。これらが実用化されるとまた面白くなってきますね。

4.野口みずき、シューズ選択で勝つ
 コラムですが、選手のシューズを作る人が、シューズの選択を見て勝てるかどうか見当がついた、というものです。確かにシューズのクセで作戦も変わってくるため予測がある程度つく、というのは理解できます。ハイテクと職人技の合体により、勝利を招き寄せる手助けが出来た、ということでしょうか。


2004 08 24 [ニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

魂のこもった批評とは

今日の日経のスポーツ欄にあるコラムで、女子プロゴルファーの小林浩美さんが寄稿していました。内用は、アメリカのプロツアーは日本よりも設備も整っているし、本人の鍛え方(肉体、精神ともに)も違う、というものです。中で印象的だったのは、アメリカではレッスンプロに付いているのは当たり前、という一文でした。どんなに自分で頑張っても他人の客観的な目で見てもらった方が間違っていた時に修正が出来て伸びていく、というものです。

これは、当事者と批評家の関係にも取れるでしょう。良い時は良いという、だめなときは「こうだからだめ」と明確にいう、そしてその批評が相手の魂を揺さぶるくらいの実力があって始めて実効性を持つのでは、と思うのです。そういう意味では、その批評も実は「当事者」の一人なのでしょう。

こき下ろしというのは、書き散らすのは簡単ですが相手の魂に届くには自らの魂もこめないと実効性は持たないのかな、と思います。

ペナルティエリアの外からの苦し紛れのシュートは若林には通用しないように。

2004 08 24 [報道] | 固定リンク | コメント (1) | トラックバック

2004.08.22

米百俵はどこへ行った

国と地方の財政関係を直していこうとする「三位一体改革」を実現させるにあたって、補助金の削減と税源の国から地方への委譲があり、その内容として義務教育の国庫負担を削減する内容が全国知事会の決議で採択されました

ところで、小泉首相が就任時に改革が痛みが伴うことに関して、「米百俵」の精神を持ってがんばろう、という趣旨の演説を行っていました。

この「米百俵の精神」というのは、そもそも将来のために教育をしよう、というものではなかったのでしょうか。もちろん、今の教育システムに沢山問題があるのは確かですが、教育そのものの重要性は衰えるどころか、ますます増しているといっても過言ではありません。つまるところ、国の競争力というのは人の競争力であり、人を育てるということはまさに教育だからです。

以前、このBlogのエントリでバブル崩壊以降出生率が下がったのは、子供を産まないことによる家庭内リストラで家計を守ったのでは無いか、ということを述べました。今度は、自治体内での権力争いの結果、今文句を言わない子供達にまた割を食わせているようにも見えるのです。

小泉首相が「米百俵の精神」を忘れていないことを祈りたいと思います。

2004 08 22 [経済・政治・国際] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

今週のニュース(8/15~8/21)

今週も気になったニュースについて書いていきます。

1.高速道路値下げに国費投入
 高速道路については、改革論議がどうも中途半端なところで終わってしまった感があります。で、道路公団の事業には国費の投入はしないことになっているはずですが、「並行する一般道路の渋滞対策」などを大義名分としてオッケー、というのが国交省の論理だそうで。
 呼び水としての投資があり、その分トータルとしての料金収入がアップして借金の償還が早くなれば問題は無いのですが、この辺の計算がどうなっているか興味があるところです。
 道路にしろ、空港にしろ、「国家としてのインフラ設計」が果たして本当に出来ているのでしょうかね・・

2.ネットにおけるマナー教育を国としてサポート
 先の佐世保での女児殺人事件はネット上での書き込みがきっかけではないかと言われています。そして、今の教員のネットを含めたITリテラシーの低さも同時に問題になっています。これらを受けて、文科省は悩む教員に対して相談窓口を作ることになりました。
 ネットにおけるマナーは既に10年以上前からある問題なのですが、学校での教育や使用が本格化するにつれて教員のITに関する経験不足が問題になってきたと思います。子供の心や発達に関する部分は特別昔から変わったわけではないのでしょうが、ネット上での書き込みは必要以上に感情を刺激することがある、ということの研究や教育が教員に対してはおそらくされていないことが現状ではないでしょうか。今回の文科省の試みがどこまで実効性を持つか、そして子供達に正しい(他人を傷つけない)表現方法の指導ができるように変わっていってほしいと思います。

3.自民党、広報専門職員配置へ
 先の参院選での”敗北”(減ったからかな)を受けて、自民党は専門で非議員の広報官を任命するそうです(政府職員でもないのに”官”は無いだろうと思うけど)。今の時代、わかりやすく伝えること自体は大切なので方針は理解できます。ただ、マスメディアの情報コントロールなどの小手先のテクニックに走らないことは願いたいと思います。

4.未知の素粒子発見か
 現在の物理学の「標準理論」では、12種類の素粒子とその間に働く力がある、ということを基本としています。ただ、ニュートリノ(カミオカンデで観測している粒子)には質量は無い、といわれていたのが実はある、とかの説明できない部分が発見されており、新しい理論の構築が必要とされてきました。今回発見された現象が新しい理論を作るのにどう役立っていくかはまだわかりませんが、新しい現象が見つかることで、これを応用した産業にまでつながっていくことも期待してよいと思います(何年先かはわかりませんけどね)。
 で、科学についてよく「科学では説明できない不思議な現象」なんてことが良く言われますが、これは「あって当然」なのですよね。上記のように、今の科学理論が完璧である、なんてことは科学者自身が思っていません(もし完璧だったら科学者は失業です)。理論は未完成であり、より実際の現象を見極めようとする行動自体が「科学」である、ということはもっと知られても良いと思います。


2004 08 22 [ニュース] | 固定リンク | コメント (1) | トラックバック

2004.08.21

統合は確かに便利だけど

現在、インターネット上でメールアカウントやプロバイダへのアカウントを複数もっている人は沢山いると思います。ネットショップのアカウントなどもそうですね。これらを統一的に管理し、一度認証すればあとは大丈夫(シングルサインオン)、ということでMicorsoftが .NET Passportというサービスを始めました。ただ、このサービス自体の利用度は相当低いままで終わっている、というのが現状のようです。

この普及率の低さの要因は、PCの世界で強大な力を持つMicrosoftに顧客情報が流れるかもしれない、という恐れを各サービス提供者が持ったことを挙げることができます。ただ、ユーザーの方も一箇所にまとめることへの拒否感を持っていることも普及が進まない原因では無いかと思うのです。

私自身でいうと、預金口座やクレジットカードの口座は複数もち、それらが相互乗り入れ「しない」ような情報管理をしてきました。1箇所で全ての金の動きを見えるようにはしたくなかったのです。神経質かもしれませんが、動きの情報からDMなどが来てしまうのがいやだった、というのが始めた当時の気持ちです。

「週刊!木村 剛」の過去記事(2004年5月14日付)で、「知る権利」と「プライバシー」というコラムが掲載されています。 ここで、ある新興企業の社長さんがものすごい努力をしてプライバシーを維持しているさまが描かれていました。

そして、金融機関の口座内容も利用者にとっては間違いなく「プライバシー」になるのではないか、と思うのです。

各金融機関での「名寄せ」すら満足に出来ていない状況で、(特に富裕層に対して)アカウント・アグリゲーションが進むとはとても思えないのですよね。

物事を判断するには独立した複数の目(医療でも「セカンド・オピニオン」が普及しようとしています)を持つことが重要だと思います。この点でも、資産を全部一箇所に単純に預ける、ではなく複数の場所に分けて見て、相互の動きを見ながら適切な方へ振っていく、ということの方が普通では無いか、と思うのですよね。この場合は、「ローカルでの自分の分身としてのアシストシステム」の方が普及する見込みがあると思います。

2004 08 21 [パソコン・インターネット] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2004.08.19

ジャーナリストは機械化できるか

 以前の記事で、フィナンシャル・ジャパンの創刊に関して「マガジンではなくジャーナルを」という趣旨の文を書きました。そして、ではジャーナルとは何だろう、報道機関が良く使う「ジャーナリスト」とは何だろうか、と自分なりに考えてみました。
 その中で、湯川氏のBlog「ネットは新聞を殺すのか」に「プロとアマの垣根が崩れる中でジャーナリズムが失うものとは」という実に興味深い記事がありました。

 湯川氏の記事では、たとえば気象情報や金融分野などで情報加工販売業が商業ジャーナリズムから失われている、とあります。これらは、ネットワークの進歩により、「リアルタイムで情報源に接続できるようになった」ことが原因でしょう。すなわち、「情報を集め、加工してもっている情報源の人物に接触し、その情報を再発信する」という意味での情報加工販売がなくなっている、というように表現できると思います。

すなわち、「相手が人間であり、人間的な方法での接触でしか得られない」分野以外は現在ジャーナリズムと言われている情報加工販売業は機械化の可能性がある、と言ってよいでしょう。

たとえば、上記の例である気象情報、これはいちいち人の手を介して配信している部分は少ないと思います。アメダスの生情報が見られる、気象衛星の写真が見られる、これで判断ができるようになると単なる気象解説はいらなくなります。株価情報などもそうですね。市場の情報を書き写したりするだけであれば、これは既にネットで置き換えられています。

さらに言えば、スポーツ報道なども結果だけ、TV中継「だけ」(アナウンスや解説なし)であれば機械化可能です。ユビキタス社会の行き着く先、というのはこういうことなのかもしれません。

逆に、自然の映像でも芸術性を要求する部分では「まだ」機械化はできません。ただ、教科書レベルの構図やレンズを使った背景ぼかしなどは、今のカメラ技術の行く先では機械化できる可能性があります。

ジャーナリズムが成立する本質的な部分は、「もっといろんなことを知りたい」という人の欲求に根ざしていると思います。そして、今まではそれをかなえる手段は代理人としてのジャーナリストしかありませんでした。そして、その情報を伝える方法として新聞があり、TVがあり、そのコンテンツライターであるジャーナリストがいたわけです。

しかし現在、単純な情報はセンサーとネットによる自動収集・配信が一般化しています。ユビキタス社会となり、色々なセンサーがネットでつながる時代になれば、さらにこの状況は進み、伝えるだけのジャーナリストは存在意義を失っていくでしょう。

人は人に共感するものでありますので、伝える人の一定の役割はなくならないと思いますが、分析したり、「伝達者としてのキャラクター」として成り立つ付加価値を持たせていく必要はあると思います。

2004 08 19 [メディア] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2004.08.18

風雲児たちの新刊など

先週なのですが、「風雲児児たち」の新刊が出てましたので買ってきました。

風雲児たち 幕末編5」 みなもと太郎

20年以上かけてやっとペリー来航、交渉開始です。ただ、こうしてじっくりかけたからこそ林子平の貢献が実感できる、歴史の本ではほとんど出てこない実務担当者達の苦労が丹念に描写されていきます。しかし、このペースでは明治維新まで何年かかるやら・・(「雲竜奔馬」ではもう少し先まで行っていたのですが、やり直してますしねぇ)

挑戦者たち」 みなもと太郎

「風雲児たち」の副読本のような感じの内容ですね。ほとんどは自伝的な内容なのですが、巻末の任侠伝や剣客伝はほぼ同様のノリです。「風雲児たち」を読んでもっと読みたい、と思われた人にはお勧めです。


2004 08 18 [アニメ・コミック] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2004.08.16

どんな雑誌が読みたいか

今度、木村剛氏が新しい総合ビジネス月刊誌「フィナンシャル・ジャパン」を創刊するそうです。創刊準備号は既に配布されているのですが、地方在住ゆえ入手不能、というのは悲しいところです。(1ヶ月遅れでいいですから、pdfファイルにでもなりませんかね?)。

そして、創刊宣言文とも言うべき巻頭コラムには、現状メディアの問題点とそうでは無い誌面を作っていこうとする意気込みが強く感じられました。

さて、今回の雑誌に関してH-Yamaguchi.netで木村氏は金融界のマーサ・スチュアートを目指しているのかもしれない、と言われています。確かに、スチュアート氏はちょっといい暮らしをあなたに、というスタンスで雑誌やTY番組を提供していました(私もカミサンに見てもらうのにちょうど良い、と思ってCSの放送を見ていました)。日本では、ああいうスタンスの雑誌は無いと思います。まるで浮世離れしているか、思いっきり実用的かに二極分化してしまっているような感じですか。ビジネス雑誌にも同じようなことが言えるでしょう。

「フィナンシャル・ジャパン」については実物を見ていないため論評はしません。ただ、一歩間違えると機内誌やクレジットカードの会員誌になってしまう可能性も無きにしも非ずのため、ここはあえて「3歩先を進んだ」内容があることを期待したいと思います。

不幸にして、マーサ・スチュアート日本語版の雑誌は1年もたずに休刊となってしまいました(私買っていたのですが、残念に思っています)。「フィナンシャル・ジャパン」が「マガジン」ではなく、「ジャーナル」として広く行き渡ることを期待したいと思います。

2004 08 16 [メディア] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2004.08.15

ハリーポッター アズカバンの囚人

ハリーポッターの映画最新作、やっと見てきました。成田のHumaxです。さすがに土曜でもレイトショーなら楽に座れました。

さて、本編ですが、今までの2作の映画と同様、「原作のエッセンスをいかに表現できるか」が映画の場合重要になります。全部をきっちりとは長さ上入れられないし、表現形式が違うためそのまま映像化、というわけにもいかないからですね。で、今回は、「前2作よりもより映画的になった」と言ってよいでしょう。

監督が変わったことが主要因なのか、よりキレが良くなったように感じます。エピソードの取捨選択も割り切りがきっちしていましたし(その分、原作の某主要キャラがまったく出なかったりもしますが)。

内面描写や、台詞に力も入っており、なかなか見ごたえがありました。

2004 08 15 [映画・テレビ] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

今週のニュース(8/8~8/14)

今週気になったニュースを紹介していいきます。

1.無免許の世界的権威、手術を行う。
 神戸でイタリア人の心臓手術の世界的権威が日本で手術チームに加わり、無事成功しました。経過は良好。まあ、無免許といってもB.J.とは違って「日本の」免許が無いだけなんですけどね。法的には無免許になるようです。
で、少し医師免許制度について調べてみました
 日本とは、二国間協定がイギリス、フランス、シンガポールであり、シンガポールは無制限、イギリス、フランスはその都度許可制です。ヨーロッパの中ではかなりの相互交流がありますが、その他の国では同様に閉鎖的なようですね。
 よく知られているように、日本の医師免許は終身ですがアメリカは更新制というようにかなりの違いがあります。保険制度などの背景も違うため、単純に医療技術だけ、というわけには行かないようです。

2.厚生年金から抜けたら国民年金に強制加入
 現在厚生年金等に入っている人が転職、離職等で抜けた場合、国民年金への切り替えは自分で手続きを行う必要があります。これを、自動変更(強制加入というが、抜ける権利は無いためこちらの方がふさわしいか?)にすることで手続き忘れ防止と受給権確保(低所得者には減免制度があるため、入った実績が必要)、徴収権の確立、という目的があると思います。
 現状の年金システムの欠陥はともかく、全員加入を義務化しているならば、住民基本台帳をベースに健康保険と年金をまとめて処理できるようにしても良いように思えます。さらに言えば、「社会保険」を一元化したって良いのでは無いか、というところもあります(全部厚生労働省管轄だから省庁間の争いは無いはず・・・・?)。
 年金加入状況を本人に毎年通知する、というサービスも始まるようですし、これらのサービスを外部にコールセンターとして委託することも構想にあるようです。いろいろ叩かれてサービス向上がなることは良いことだと思います。

3.アテネオリンピック開幕
 施設工事がどうなるか、と言われていましたがなんとか間に合ったようですね。柔道でも谷亮子が怪我を押しての出場ながら連覇を達成しました。色々ありますが、世界トップレベルのスポーツが一まとめで見られるというのは楽しいことです。このまま順調に終わりまで行ってほしいと思います。

4.操縦室で猫が暴れ、旅客機が元の空港に
 なんとも力が抜ける記事ですが、事実は小説よりも奇なりを地で行くような話しですね。ヨーロッパでの話しなのですが、アメリカだったらもっと騒動になっていたかもしれません。

2004 08 15 [ニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2004.08.14

スポーツ選手と金

今高校野球の全国大会をやっていますが、近年のスポーツからすると凄く違和感を感じてしまいます。まるで戦前の記録映画をみるかのような状況が変わっていないことに。

「ユニフォームは白のみ」、「プロとの接触不可」・・・

やはり今メジャーになったサッカーと比べると時代の変化に対応できていない状況が良くわかります。

たとえば、サッカーの場合は学生がそのままプロチームに入ることは可能です(学生がバイトをしていけない、という「法的根拠」はないですね)。野球だって、松坂大輔が高校時代に横浜ベイスターズと契約して土日だけ投げる、なんてことがあったってよかったわけです。(アメリカでもこんなことないですけどね)

過去において、プロ野球が人気絶頂の時代に札びらで頬をたたくようなことがあったのは事実でしょう。そして規制が行われました。ただ、そこには「野球全体をどうするか」という視点は無かったと思います。今、日本のプロ野球はずっとマーケットが縮小しています。そうなると、底支えするアマチュアの野球も人気がおち、いい選手がこなくなる、といわゆるデフレスパイラルに陥いってしまうでしょう。

であれば、必要なのは高野連を代表とするアマチュア側の組織改革が必要でしょう。商業主義は受け入れる。ただし、競争は公正になるように規則は厳正に運用する、というように。

今、オリンピックが開催されています。各国のユニフォームは当然のように色々なスポーツメーカーが契約しているわけですが、そのロゴが前面にでているか、というとそれは控えめになっていると思います。高校野球だって、「人気がある今のうちならば」ロゴは控えめにしろ、などの条件が出せるはずなのですよね。

選手だってそうです。学生のうちは一切金に関することを教育しないで、プロになった瞬間から「個人事業主だから全部自分で面倒見なさい」では教育の放棄ではないか、とすら思えてしまいます。

高校野球は、全部が全部プロを目指すわけでは無いでしょうが、高野連や学生野球連盟が組織としてマネージメントと教育ができるような形にしていかなければ、選手にとっても野球界全体にとっても不幸になると思います。
(どんな分野でも、プロとして就職しようとする選手に、できる限りのバックアップ(教育)をして送り出すのが教育者の役割ではないのですか?)

2004 08 14 [スポーツ] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2004.08.13

「報道」と「解説」と

H-Yamaguchi.netにおいて、マスメディアのコモデティ化、という論が語られています。言われるとおり、一次取材(Factの発掘)については、専門家であるマスメディア(もしくは通信社等)のシステムが必要とされていますし、実際役立っています(アテネオリンピックの放送だってマスメディアが無かったら無理だし)。ただ、「番組の中身」(選手の映像を撮影して流す以外の部分)においては近年レベルの低下がひどくなっているのでは、と感じています。


スポーツ番組では、特に民放に顕著なのですが素直に選手の活躍を見せてくれればよいのに下手な解説をする”タレント”を引っ張り出し、却ってスポーツの魅力を下げている、という光景が随所に見られます。

政治や経済に関する報道も、これに近い状態になっているのではないでしょうか。特に、各分野の専門家にとって。

身近な例で言えば、並のレシピ情報であればネットでいくらでも手に入る状況です。個人の家庭料理から、各企業が開発したものまで。その中で、”料理に関する本”などを売ろうとすると、相当レベルの高い(有料になっても良い、とユーザに思わせるだけの)中身が必要となるでしょう。店の紹介、シェフのブランド化などです。実利に関する部分だけに、ユーザはより厳しい目で見ていると思うのですよね。たまに「オレンジページ」なんて見るとそのお役立ち度はものすごい状態になっています。

今の一般紙の解説レベルは「すてきな奥さん」のレベルに達しているのでしょうか?

2004 08 13 [報道] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

専門誌の苦労と苛立ち

マスメディア、本来は各分野の専門記者がいて、それぞれが枠を超えた記事の分析をし、そしてわかりやすく報道する、というのが理想なのですが現実は、理解が甘い、取材不足、紋切り型、全体の整合性なし、とばらばらになってしまっています。私は出身がバイオ系で製造業勤務なのでが、その手の分野も無理解とミスリードが目立ちます。
専門誌(Biotechonology Japan。日経BPの傘下)では、10年以上前から編集長がWebで情報発信をし、かつ一般マスメディアに対する危機感ももって報道をしてきました。ただ、現実には専門家以外からの注目も少なく、担当の危機感のみが募っていく、という状況です。
IT分野でも同様に、技術をいかに一般(特に経営層)に理解させるか、という苦労が絶えないようで、MOT(Management of Technology)という得意の3文字略語を持ち出してまで啓蒙雑誌が出ている状態ですが、立ち上げに苦労した様子が編集長の愚痴としてWebで読める状況です。

 また、面白い記事で東京三菱銀行の頭取が7年前に「システムエンジニアこそ本流」と語り、その真意が今わかった、というものがありました。銀行の業務はルーチンワークが多かったが、プロジェクト型(目標と行動計画を設定して検証を行うもの)に移行すべき、それにはSEが主導となる、というものです。

このような記事も一般紙では到底でません。専門誌ならではの記事であり、深みを持っていると思うのです。

Webでは、専門誌も一般紙系ニュースサイトも区別なく並行して読めます。Webの成り立ちがもともと学術研究用だったこともあり、政治記事よりも技術系記事が一定の地位を占めているという要素もあります。そして、一般紙の地位が相対的に下がってくると深みのある専門記事の解説、という「編集能力」が意味を持ってくると思うのですよね。

メディアで言えば、新聞社系はまだある程度専門記者がいると思うのですが、TV系だとNHK以外はお寒い状況だと思うのです。(フジTVに科学解説委員っているでしょうか?私は寡聞にして知りません)。

で、検索をかけていると面白いサイトを見つけました。ある程度実情を表していると思います。

各専門家はたくさんいる、ただそれを横断的に理解してわかりやすくしていく能力が足らない、そういうことかな、と感じました。

2004 08 13 [報道] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2004.08.12

一般紙の報道はどのレベルが適当か

さて、UFJの東京三菱による救済合併(あえてこういいます)は、東京高裁の判断により進展しそうです。この件に関しては、報道は「UFJの不良債権の行方」、「巨大銀行ができる」、「三井住友はどう対抗するか」といった視点の記事が多いですね。

UFJについては、不良債権処理の遅れによる自己資本比率の低下があり、金融機関としての機能維持が難しくなってきたことが今回の統合の原因でしょう。そして、ガバナンスがどうこう、というのは「株主」、「投資家」、「関係会社」には関心のあることだと思いますが、口座もなく融資も受けていない人たち(一般紙の多くの読者)には関心が薄いことだと思うのです。

よく、新聞は「高校生が普通に読んで理解できる程度」に書かれているといわれます。とすれば、一般紙の報道が表層的になってしまうのはある程度仕方が無い部分があります。

ただ、逆に今の一般紙レベルの記事を望んでいる人たちの層がどのくらいなのか、という問題が生じてきます。ある意味、中途半端なのですよね。専門誌レベルの深みもなく、スポーツ紙のようなわかりやすさも無い。「とりあえず安心」というレベルでは今後は地方紙に勝てない部分が生じてくると感じています。

さらに時が過ぎると、ネット世代が社会の主流になっていくでしょう。その時にどう一般紙が生き残っていけるか。まだ方策は打ち出されていないように感じます。

2004 08 12 [報道] | 固定リンク | コメント (1) | トラックバック

2004.08.11

子育てのお手伝い

学校が夏休みに入り、近所の子供達も学童に行くことが多くなりました。その中で、時折お隣さんからもう一人の小さな子供がいて手が離せないから学童へのお迎えをお願いしたい、などのお手伝いを相方がすることが増えています。もちろん、このこと自体に問題があるわけでは無いのですが、実際の子育てにおいては、こういった「ちょっとしたこと」をするだけでずいぶん助かるのだな、と感じました。

その中で、こういった子育てでやってもらうと助かる、という項目は介護保険で挙げられている項目と共通するな、と感じています。「送迎」、「家事支援」、見てもらえることによる「息抜き」・・

ただ、ではたとえばNPO法人を組織化して、責任問題が生じるから資格を、などと始めると、ちゃんとやろうとすると役所(がやるとして)の負荷が増えるだけだし、適当な”お役所仕事”をすると、うまく行っていたものまでつぶしてしまう、ということになりかねません。さらに、「私は利用者」、「あなたはサービス提供者」ということになり、利用者間の互助活動が瓦解してしまうことすら起きてしまいます。

「自助努力」と「負い目を感じることなくヘルプと言える」ということを整備する、というのは実のところ、人間相互の信頼感にかかっていると思います。システムとして考えると「ブランド」ですね。地域のコミュニティを育てる、ということの具体的方策としては「ブランド維持」の方法が応用できるのかな、と思います。

2004 08 11 [育児] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2004.08.09

新聞の編集体制は今のままでよいのか

マスメディアの中で、新聞は今のところ最古の歴史を誇っています。「ほぼ」リアルタイム(ラジオ以前を考えると1日くらいは誤差のうちでしょう)で世界の情報をまとめて知ることができる、という点と、確立された編集スタイルをもって、基礎メディアとして君臨してきたと思います(TVもラジオも”新聞社系”と表現できますし)。

さて、今新聞の地位が揺らいでいます。TVやラジオとは、「テキストに変換された思考」を読ませること、雑誌とは取材の幅と即時性で差異を出していましたが、ここにきて、「即時性かつ幅広い情報を収集できるテキストメディア」であるネットが確立してきました。リアルタイムで読める新聞、というべきものが登場したのです。

しかも、インターネットは”FREE”である分、他紙との差や乗換えが速やかに出てしまいます。一般紙で2部以上取っている人や、図書館などで比較して読む人は少数派だと思いますが(だから、TVのやじうまウォッチのような擬似並列購読番組が成立します)、ネットでは多数の情報源を並列して入手することが簡単にできます。さらに、一般ブロガーなどからの突っ込みもあり、かつてない厳しい状況にあるといえるでしょう。

ただ、だからこそ質の高い記事と検索性を持った「編集」が要求されると思うのです。IT系では、ネットのニュースサイトでかなりのレベルまで読むことができます。ただ、一般紙系ではさわり程度しか読めない、ということが多いですね。

資源保護や配達コストを考えると有料のe-Paperをそろそろ本気で考えても良いように思えます。特に専門紙系で。
まあ、新聞紙で読むのと、ブラウザで読むのとでは一覧性に差があるためなかなか移行が難しいと思いますが、バックナンバーの検索ができる、というのを売りにしてもらいたいと思います。
(日経産業を取っていて面白いんだけど、ためると場所が無くて・・過去記事や連載記事をまとめて読みたいときに困るんですよね・・)

2004 08 09 [メディア] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2004.08.08

今週のニュース(8/1~8/7)

今週も気になったニュースをいくつか拾い上げて見ます。

1.あゆ、エイベックス騒動に幕引き
  エイベックスの専務が辞任し、それに伴い浜崎あゆみがなど主力アーティストが移籍を示唆したことで、社長の方が辞任することになりました。動きはこちらこちらをごらんください。
会社の業績を考えればスタッフよりもプレーヤーの方が重要であるのは間違いないでしょう。ただ、コンプライアンス的には子会社社長の解任の原因として挙げられた決済の問題の有無についてはうやむやのままです。
 コンプライアンスは重要なのですが法律のような社会的ルールはともかく、内部的なルールについては状況にあわせてルールの方を積極的に(戦略的に)変えていく動きも重要なのかもしれません。


2.コーチ、日本で大もうけ
 米国の高級ブランド、コーチの今年の4-6月決算は純利益が昨年の2倍になったそうです。そして、年内に直営の旗艦店を3店を開く予定になっています。
しかし、国内の正規価格と現地での正規価格を比べると、1$=250円くらいの設定ではないか、というレベルなんですな。(上記リンクの米国ネット価格をみてください)。日本で売れていれば儲かるはずです。

3.日立、松下・東芝と液晶パネル生産で合弁
 日経産業の記事では、赤字で撤退もささやかれていた日立の液晶事業ですが、技術力の評価(IPS液晶、開口部が広く上下左右170°の視野率を持つ。色もきれい)や、ソニー・サムスン連合やシャープの独自路線に対抗するために経済産業省の意図も働いていたようです。
 確かに、日立の液晶(スーパーピュアカラー液晶と称しています)は綺麗なんですよね。パソコンのプリウスに使われている液晶パネル、他のPC用とは一線を画すものがある(あった、かな?)と思います。ただ売り方が下手なのと値付けの問題で一般に認知されていないところがあったと思います。今後どうなるかは企業努力だと思いますが、半導体でのルネサスなどうまく行っているところもありますので、今後を見ていきたいと思います。

4.サッカーアジアカップ、日本連覇
 ここは素直に日本代表の連覇を祝いたいと思います。ただ、色々とトラブルがあったとはいえ、政府の対応はあまり格好よいとはいえませんね。今回は中国サポーターの暴走であるのは間違いないと思います。もちろん過去のサッカーの国際試合でも遺恨試合は結構ありますが、暴動はいかん、という点では一致しているでしょう。
 政治がスポーツに口を出してもあまりうまく行ったためしはないので、そろそろ幕引きではないかと思います。

2004 08 08 [ニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2004.08.07

銚子の花火大会

今日は銚子で港まつりがあり、踊りと花火を見てきました。踊りは、地元の企業を中心とした”連”が多数でて踊る、というもので祭りとしては比較的新しいものです(古くからある祭りは別にあります)。ただ、お囃子が激しく鳴り、そして踊っている、というのは無名なのがもったいないくらいでした。

踊りが終わったら同じ場所で花火です。まあ、有名な花火大会とは比べ物にはなりませんが、利根川に浮かべた台船から打ち上げられる花火を利根川の岸という相当な至近距離でゆっくりと見られるというのはよそではなかなか得られない体験かもしれません。堪能できました。

2004 08 07 [旅行・地域] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

日本、アジアカップ獲得!

色々と外野で騒ぎがあったようですが、最終的には3-1で無事日本がアジアカップ獲得に成功しました。ジーコも監督としての指導力に色々と疑念を抱かれていましたが、とりあえず一つのタイトルを取ることでワールドカップドイツ大会への良い動きになっていったと思います。


ジーコ流の「(責任を伴った)自由」というのがやっと浸透してきた、そして受け入れられるだけの成長が日本のサッカーにあった、と見るべきかなと思います。

思えば、”ドーハの悲劇”からもう10年を越しています。既に歴史といえるだけの厚みと経験を日本のサッカーも得たといってよいでしょう。

今後もより一層の発展を願っています。

2004 08 07 [スポーツ] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2004.08.06

詐欺の被害は社会全体の維持費を押し上げる

昔から言われていることですが、コンピュータセキュリティでパスワードなどを盗む場合は、人間を狙っていくのが基本だそうです。「オレオレ詐欺」も、コンピュータが介在していないだけで人間の確認プロセスの弱みを狙っていく詐欺手法ですね。

また、会社で「消火器点検詐欺に注意」という回覧が回ってきました。以前は家庭で「消防署の方からきました」と言って消火器を買わせる、という商法が問題になりましたが、今度は企業等を狙って「消火器の点検に来ました」といって消火器を回収し、法外な値段で点検、薬剤交換費用を請求する、というものです。

これらの詐欺は、いずれも「善意を食い物にした」ということと、「社会の警戒コストを押し上げる」という意味でその単独犯罪の被害額以上に社会に対して被害を与えるものだと思います。後者は経済的な面で言っていますが、たとえば警官の人数を増やして、というとそれはイコール税金の増額を意味します。

治安の維持や社会の安全は、国民生活の平安を保つ意味で重要なのはもちろんですが、経済的な意味でも低コストになり、そのコストでより有意義なことができる、という「平和の配当」がもらえるという観点でも重要であることは認識しておくことが必要でしょう。

2004 08 06 [経済・政治・国際] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2004.08.05

子犬を育てています

ほとんど成り行きなのですが、子犬を預かって育てています。最初は手のひらサイズだったのですが、3週間で猫並みにまで育ちました。今のところすくすくと育っており可愛いですね。

雑種なのですが、騒ぎもせず、トイレも覚えが良くて助かっています。じゃれて噛み付いてくるのをなんとかしつけていかないと・・

2004 08 05 [ペット] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2004.08.04

ソフトバンクBBは真のNTT対抗になりうるか

先日、ソフトバンクBBがTD-CDMAの基地局用として1万3千箇所の土地について地権者と話がついている、という報道がありました。この内容についての分析記事がこちらです。

上記記事の内容を見ると、数と基地局のカバーエリアからすれば、現在のFOMA並レベルでは「使える」システムとなりうる可能性があります。

さて、ソフトバンクBBは先日日本テレコムと合併しました。日本テレコムは、旧国鉄、現JRを母体としており、鉄道線路沿いに光ファイバーなどの自前の線を持っています。そして、以前から最後の家庭へのアクセスをどうするか、ということでなくなってしまったスピードネット(これもソフトバンクが噛んでいた)などはWiFiを候補としていました。ただ、WiFiはカバーエリアがPHS以下なので現行でもホットスポットという点でしか提供できていません。

これが、TD-CDMAという「ケータイ」技術が提供されるならば、家庭への最終アクセスまで含めてNTTとは関係ないルートが構築できます。

現在のブロードバンド競争は、色々な事業者があふれているように見えても結局はNTTなしでは成り立ちません。家庭へのアクセス、という壁があるからです。しかし、このソフトバンクの構想(私の妄想どおりならば、ですが)が成り立つならば、NTTへの初めての対抗馬ができる、と思います。

なお、ユニバーサルサービスですが、現行のヤマトvs郵政公社レベルならば競争下でも成り立つように思えます。シンボル的な要素が強いですが、八丈島でもYahoo!BBが通っているようですし。

2004 08 04 [パソコン・インターネット] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

My Paperは意味があるのか

ネットは新聞を殺すのかというBlogを時事通信の湯川氏が書かれています。さすがにプロかつ現場にいるだけあって有意義な意見が述べられていると思います。

さて、グーグルのような検索エンジンを発展させれば、自分の興味のあるところの記事をあらかじめピックアップして編集してMyPaperができる、ということは技術の発展を考えれば容易に想像ができると思います。

ただ、この編集がどこまであてにできるのか、また「自分好みの情報だけで本当に良いのか」という問題が残っています。前者は技術論で済みますが、後者は自分の世界を自ら狭めてしまうものになりかねないからです。

また、コミュニケーションの部分でも「自分専用」だけでなく共通体験という意味でも「マスメディア」的な要素はなくならないでしょう。

まあ、普段自分が読んでいるものがそんなに幅広いものか、といわれるとそんなにえらそうなことは言えないのですけどね。

2004 08 04 [報道] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2004.08.03

100年後のプロ野球

1リーグ制とか色々プロ野球がもめていますが、ひとつだけ。「Jリーグ100年構想」に対抗できるだけの構想がプロ野球にあるでしょうか。守りに入った伝統芸能では発展、いや継続すら望めないと思います。

大相撲も伝統にのっとりつつも色々と新しいことを取り入れて独立採算(国の補助金等は一切ありません)で続けています。必要なのは大きな構想力なのかもしれません。

でも、コミッショナーがこんなことを言っているようではねぇ・・

2004 08 03 [スポーツ] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

日本代表、辛勝

アジアカップ準決勝、なんとか勝てました。「決めていれば」というところが何度もあり、全体としては押している展開でしたが、例によって決められず先制され、おまけに遠藤がレッドもらって10人で戦うはめに・・
ただ、後半逆転したところまではよかったのですが再逆転、終了寸前になんとか同点においつき、延長で決勝と心臓に悪い試合でした。

次は北京でどちらとあたるんだろう・・延長前のゴールシーンの国際映像もバーレーンのゴールばっかりだったしなぁ・・(私が見ていたのはBS-1)

8/4更新:で、決勝は地元中国と対戦ですね。まあ、アウェーでの戦いの練習をさせてもらった、と前向きに考えましょう。最初からアウェーとわかっていればショックも少ないですから。

2004 08 03 [スポーツ] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2004.08.02

情報マネージメントとしての報道

報道は一種の権力であると以前から言われています。本来は、普通で言うところの政治等の権力に対するチェックアンドバランス機能として働くための権力ですが、既得権益(情報源への接触する手段など)を犯そうとする勢力に対しては排他的に働いてしまう要素があるようです。

さて、インターネットの発達により、誰でも直接発信できるようになりました。これは、「発信する手段を独占している」既存メディアにとっては脅威以外の何者でもありません。単に発信する、という機能だけでは安価かつ直接接触ができるネットには勝てないのですから。では、付加価値をつけて新興勢力との競争に勝ち抜くためにはどうすべきでしょう。

ネットでは、誰でも情報が発信できる代わりに、何があるかわからないカオス状態になっています。そこで、「調べて整理し、方向性をきちんと示す」ことでユーザの時間の節約や、有意義な情報を提供できるようになります。そして、そのノウハウや技術をもっているのが既存の報道機関だと思うのです。

しかしながら、単に情報量や情報源との接触だけで勝負してきた場合、一般化した部品でしか作ってなく、価格競争に巻き込まれたメーカーのように淘汰されてしまうでしょう。

情報マネージメント力を磨き、ブランド価値を磨いていかないと今後の報道機関の価値は下がっていくだけだと思います。

2004 08 02 [報道] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2004.08.01

今週のニュース(7/25~7/31)|

今週気になったニュースです。

1.中国、日本からの廃プラスチック輸入禁止

レジ袋等のプラスチック製品は、中国製が多くあります。この原料として、日本から廃プラスチックが送られていたのですが、今年5月から輸入禁止措置が取られました。廃プラスチックの中に大量の「ゴミ」が混ざっていたというのです。
「原料」として売るのならばそれなりの商品としての品質保証が必要と思うのですが、一部の悪質な業者が「ゴミ処理」として再生不能品や処理不能ゴミをドサクサにまぎれて送ってしまった、というものです。
これは、国民一般の「ゴミ」に関する意識自体の問題もあると思います。

2.橋本元総理、派閥会長を辞任
 内容はともかくとして、大きなニュースにならないところがニュースかと思います。以前であればこの後はどうなる、とか政局に与える影響は、とかなっていたのでしょうが、ベタ記事程度にしか報道されないことを見ると、社会や派閥のあり方がすっかり変わってしまっていることを明確にあらわしていると思われます。

3.理科は役立たずと思われる?
理科の勉強は実生活に役立たないと感じている子供が4割~5割に達していることがわかりました。ただ、「好き」と感じている子供も6割近くですので、役に立つところを教えれば「理科離れ」にも歯止めがかかるのでは、と思われます。「科学的なものの考え方」は改善の基本です。これは、実生活でも「ここを直せばよくなる」というところ見つけるのにとても役に立ちますし、電気にしろ食品表示にしろ、科学的な考えに基づいて行われているため、これらの基本を身につけることは大切なのですが・・

4.川口、PK4つとめた!
 集中力と信念が産んだ「奇跡」ですね。ただ、私見損ねたんです(哀)。長年語り継がれるであろうサッカー界の大逆転劇であろうことでありながら・・・今のA代表も、少しずつ良い方向に向かいつつあると思います。


2004 08 01 [ニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック