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2004.08.24

魂のこもった批評とは

今日の日経のスポーツ欄にあるコラムで、女子プロゴルファーの小林浩美さんが寄稿していました。内用は、アメリカのプロツアーは日本よりも設備も整っているし、本人の鍛え方(肉体、精神ともに)も違う、というものです。中で印象的だったのは、アメリカではレッスンプロに付いているのは当たり前、という一文でした。どんなに自分で頑張っても他人の客観的な目で見てもらった方が間違っていた時に修正が出来て伸びていく、というものです。

これは、当事者と批評家の関係にも取れるでしょう。良い時は良いという、だめなときは「こうだからだめ」と明確にいう、そしてその批評が相手の魂を揺さぶるくらいの実力があって始めて実効性を持つのでは、と思うのです。そういう意味では、その批評も実は「当事者」の一人なのでしょう。

こき下ろしというのは、書き散らすのは簡単ですが相手の魂に届くには自らの魂もこめないと実効性は持たないのかな、と思います。

ペナルティエリアの外からの苦し紛れのシュートは若林には通用しないように。

2004 08 24 [報道] | 固定リンク

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コメント

「批評とは」で検索しました。「どんなに自分で頑張っても他人の客観的な目で見てもらった方が間違っていた時に修正が出来て伸びていく」。自分でそういえるのはいいと思いました。強い気持ちになりました。ありがとうございました。

投稿者: ちゃぷす (Apr 28, 2005, 9:38:24 PM)