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2004.08.31

長嶋抜きで野球は人気を保てるか

今朝の日経産業新聞によりますと、8月21日の広島-巨人のTV中継のテレビ朝日(関東地区)での視聴率は4.2%だったそうです。オリンピックの影響もありますが、過去最低となってしまいました。

さて、今問題になっているプロ野球の1リーグ制への移行は、1試合1億とも言われる巨人戦のTV放映権料が目当て、といわれています。しかし、1億払うには視聴率が13~15%は欲しい、とも言われていますのでこれでは目当ての放映権料も出せない、ということになりかねません。

さて、上記記事では、野球放送はかつての時代劇と同じ道を歩んでいるのでは、と指摘しています。長嶋茂雄というスターも、そろそろ引退時期ですが、本当に時代劇と同様に専門チャンネルで生きていくのか、まだまだ国民的スポーツとして一般に生きていけるのか、微妙なところでしょう。

2004 08 31 [スポーツ] | 固定リンク

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» 球団買収と今後のプロ野球放送について from Pulp Text
サンスポで有線ブロードネットワークスは横浜を買収し、インターネットで中継をすることを考えていると報じられた。本当に球団を買収したなら野球は専門チャンネルで生きる... 続きを読む

受信: Nov 10, 2004, 2:16:57 PM

コメント

今回のアテネ五輪は感動の連続で、大多数の国民は若者を再評価したと思いますが,例外は野球です。野球チームが成田を出発する光景をTVで見ながら年俸数億の連中がアテネは大いに違和感があり、この違和感は金メダルでのみ消えると感じました、結果は3Aクラスの
オーストラリアに連敗で銅メダルとは驚きでした。日本の野球界のレベルは3Aクラスと再認識したわけですが、プロ野球界の課題が単に巨人問題だけでなく、3Aクラスにあった年俸の見直しによるコスト削減、リーグ制の見直し等抜本改革が必要で、長島さんのメーセージは論外です。木村さんが指摘するようにメガバンク同様、巨人を中心とした護送船団方式のプロ野球界を今回のオリンピックで再認識した次第です。

投稿者: 後藤 忠彦 (Sep 1, 2004, 6:33:15 PM)