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2004.09.05

今週のニュース(8/29~9/4)

今週も気になったニュースをピックアップしていきます。

1.WindowsXP SP2日本語版リリース開始
 WindowsXPの大規模改変の2回目であるService Pack2(SP2)の日本語版もダウンロード開始となりました。これで、新しく発売になるPCなどは今まで問題となっていたウィルスなどへの脆弱性が一応カバーされることになります。ただ、今までに出たマシンなどではまだ多数ウィルス感染マシンがあり、これらがネットにつながり続けることでいつまでもネットがクリーンにならない、ということを考えると、まさに伝染病対策と同じ(徹底的な捜索と隔離と治療)が必要なのかな、と思います。

2.居眠り貨物船、民家に突入
 東京海上のCM(SMAPが出てくるの)ではありますが、通常予想しないリスクの事故がおきました。で、補償はどうなるのなか、と思って調べてみると、船側は「船主責任保険」(に入っていれば)で補償されるものだそうです。この保険、外国船について座礁してそのままになっているとか、原油漏れ事故の損失補償などが問題となり、無保険船の入稿禁止を義務付けるような動きがありました。ただ、いきなり義務付けると影響が大きすぎるということでまだ決定はされていないようです。

3.グーグルニュース、日本語版ベータサービス開始
 すでにここでも色々なエントリを書いていますが、あらためて。ITというのは、ある意味「ばら売り」を可能にする技術なのかな、と思います。小ロット、個別対応というのはコストがかかるからできない、というのが今までの状態でした。このかかる「コスト」というのは仕分けをするための人件費なわけです。これが自動化できてコストを下げることで、商売として成立するようになるわけですね。宅配便なども、いかに仕分けを効率よくかつ人手をかけないでおこなうか、という「システム」が肝になっています(だから、伝票にあるコード設定というのは各社のシステム設計の結晶ともいえます)。ただ、ITによるシステム化によって仕分けのコストが下がるとこのばら売りが可能になり、「できない」ということに守られていたビジネスモデルが壊れた、という現象があちこちに起きています。
 ニュースも既に小規模ではこのばら売り現象が起きていましたが、このグーグルニュースの始まりがそのトドメ、ということになるのでしょう。


4.マウスの毛穴から幹細胞を取り出し、再分化に成功
 元ネタのニュースリリースはこちら(英語)。胎児性幹細胞(ES細胞)は、未分化で、その後色々な細胞に変わる能力を持っています。その名の通り、通常は胎児の段階でこの状態になっているのですが、マウスの毛穴から未分化の細胞を取り出し、ここから毛髪に変えていくことに成功した、ということです。今回は毛髪ですが、皮膚ですと火傷治療に使える(自分から取れば拒絶反応なし)など、色々な発展性を持つ基礎技術だと思います。

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