« 面白い方向になってきた | トップページ | TVは視聴者が増えなくても良い? »
2004.10.08
借金のつけまわしは最後に破綻する
国の省庁別財務諸表が始めて計算され、公開されることになりました。国債を管轄する財務省をはじめ、3省庁が債務超過に陥っていることがわかりました。
さて、今国と地方合わせた借金が700兆円(国民一人当たり1500万円)といわれています。色々あるでしょうが、なぜこんなことになったのか。当初は先行投資、ということもあったでしょう。ただ、今「失われた10年」を見ると、「自分では既に信用力がなくなり、新たに借りられなくなったから、代わりに国に借金をさせていた」というように感じます。ミクロの分野では、公的保証を元に銀行が融資を借り替えさせていた、というのがわかりやすいですね。
これを「弱いものを助けるのが政治の役割」というのはたやすいです。ただ、美名に隠れて先を見なくなってしまったのではないか、とも思えるのです。
今を生きることはもちろん大切なのですが、同時に明日も生きることを考えていなかったのか、自分たちを含めて見つめなおす必要があると思います。
![]() |
2004 10 08 [経済・政治・国際] | 固定リンク
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
この記事へのトラックバック一覧です: 借金のつけまわしは最後に破綻する: