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2004.11.06

今週のニュース(11/1~11/7)

今週も気になったニュースをピックアップしていきます。
1.ヤフーオークション、取り扱い高5000億円超へ

 ヤフーオークションの今年の年間取り扱い高が5000億円を超える見通しです。これを一般小売店と比較してみますと、そごうを抜き、西武百貨店やヨドバシカメラ並み、ということが言えます。オークションですので単純に小売業とは比較できませんが、大手チェーン店並みの物と金額が動く一大市場になった、ということは言えるでしょう。楽天やヤフーが一般的な小売としてショッピングサイトを開いていますが、ここまでの大規模市場にはなっていません。しかし、単純に「物」が動いて、その代価が支払われる、という点ではまさに自由市場が成り立っていることになります。そして、利益が個々人に上がっていれば、個人事業主に近い形で雇用が生まれていることにもなります。今後は、組織に属することイコール雇用、というだけでなく、このような見えない形での生計を立てる足しになる手段、というのも生活の中で結構大きな位置を占めるようになるのかもしれません。

2.IY銀行、順当に黒字化
 イトーヨーカ堂が設立し、もっぱらセブンイレブンのATM手数料収入で稼いでいるIYバンクですが、今年の中間決算で経常利益43億円を達成しました。銀行が融資の利ざやを取らなくても、「お金の出入りを便利にする」ということに特化するだけでこれだけの収益を上げられたわけです。もちろん、これには現金主義でカードの利用が進んでいない日本の特殊性もあるでしょう。ただ、コンビニにATMがあるのは当たり前となると、「現金はいつでもどこでも引き出せる」ということになるため、一般の銀行がATMをもつ意味が次第になくなりつつあるのではないでしょうか。ユーザーから見ると、現行の銀行ATMのメリットは「手数料がかからない」だけになってしまっているからです。この状況では、リテール強化などおぼつかなる恐れがあります。なにせ、店に客が来ないのですから。
 従来は、企業相手に貸付をし、一般個人からは預金だけ引き受けていればよかったのが銀行でしょう。ただ、優良企業顧客は直接金融に乗り出し、よしんば取引が出来ても金利は稼げない、一般個人への融資は与信ノウハウの点でいわゆるサラ金に勝てない、さらには郵便貯金との競争もあるという状況では八方ふさがりのように思えます。
 IYバンクが次にどうでるかはなんとも言えません。カードローンに乗り出す、という話もありますが借金をさせて金利を稼ぐ、というのは個人客を相手にしてきたイトーヨーカ堂の文化には合わないようにも思えます。あるとすると、物品販売におけるクレジットカード事業ではないでしょうか。
 流通系カードはセゾンの一人勝ち状況ですが、ここにセブンイレブンが加わるとどうなるか。従来カードをもてなかった人が代金支払いの窓口として利用し、発達してきたのがセブンイレブンを代表とするコンビニなわけであり、決済機能はすでにあるわけです。「コンビニエンス」と「リアル」をキーワードにカード事業を考えると、色々と面白いかもしれません。


3.新潟県中越地震でのマスコミ対応状況のBlog,日経関連のWeb記事
 上記で紹介した記事は日経のビジネスイノベーターという専門サイトです。その中の一つに危機管理の連載があり、今回の地震もテーマとして取り上げられました。そして、Blogなどのネットを使った情報収集/発信も取り上げられています。いよいよネットも普通になりつつあるのかもしれません。


4.西武ライオンズ、身売りか
 今年はパリーグ再編の年と文字通りなってしまいました。バファローズとブルーウェーブの合併に端を発した形ですが、ライブドアの参入発表、選手会のストと、経営側の思惑がまるで通らなかった年でもあります。理がなかった、ということが言えると思いますが、事業としてきちんと経営を成り立たせるにはどうするか、あらためて検討が必要ということでしょう。野球のワールドカップを行う、という企画も動いているようですから、縮小再生産にならないようにファンとしても試合を見に行くようにしたいと思います。

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