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2004.11.19

オペラを見てきました

先週の日曜ですが、千葉文化会館にモーツァルトのオペラ「フィガロの結婚」を見てきました。クラシックというと堅苦しいとか、判りにくい、という印象があるかもしれませんが、モーツァルトのこの辺の話はほとんど人情喜劇と言っても良い筋書きで、そんなに肩肘張らなくても楽しめます。浮気癖のある伯爵と、振り回される妻と、うまく立ち回る女房、ということですから。また、今は日本語字幕が電光掲示で出ますので別にイタリア語がわからなくたって洋画を見る気分で行けば十分に筋を楽しめます(パンフレットにも、ビール呑みながら見るくらいでちょうど良い(実際はできませんよ)、というくらいの軽さですから)。

値段は確かに高いですが、マイナー系であれば1万円前後、直前の空席をネットで売っているサービスを使えば6千円と、ライブ演劇・コンサートの類としては安く買えます(宝塚や劇団四季も通常は1万円前後なので同程度)。

年に1回くらいはこういう楽しみもあってよいな、改めて感じました。

ただ、オペラグラスを忘れたので表情を見損ねたのは失敗でした。前日までは覚えていたのに・・

何でもテレビで見られるといえばそのとおりですが、「ライブ」で見るということはやはり全然違うものですので、歌舞伎にしろ美術にしろ毛嫌いせずに素直に見ていけば楽しめるのにな、と思いました。


2004 11 19 [文化・芸術] | 固定リンク

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