« 次世代記録メディア:光ディスクはどこまで続く | トップページ | 季節感と営業機会 »

2004.12.19

今週のニュース(12/12~12/18)

今週も気になったニュースを取り上げて行きます。

1.民営化実験、官庁側逃亡
 規制改革の一環として、現在官庁で行っている事業を民間も含めた形で入札対象とし、全体として効率化を図ろう、という規格がされています。「お役所仕事」に競争を持ち込むものとして期待されていますが、実際に入札される事業は業務のごく一部だったり、官庁側が入札に参加しなかったりして効果が疑わしいものとなっています。
 ただ、何事も最初から全部うまく行くというものではありませんし、前例にこだわる官庁側の論理に対抗するためには「常に比較の対象になる」ということでは全体としての効率化につながっていくのかな、と考えて行きたいと思います。


2.楽天、野球参入効果が出てくる
 楽天は事業の一部として本を売る「楽天ブックス」を運営しています。そして、この楽天ブックスに関する物流拠点が拡充されることになりました。ネットの世界では楽天は十分にメジャーと思っていましたがネットユーザーはまだまだ少ないことを考えるとネットユーザー以外の知名度を上げ、その人たちがネットに入ってきたときに知っている「楽天」に向かおうとする意識をつけたとすれば成功と言えると思います。
 楽天イーグルスの運営に当たっても、高額ファンクラブを設定することでサービス向上を図る、選手にもファンサービス査定をつけるなど従来見られなかった新しい経営が始まろうとしています。ソフトバンクホークスがどうなるかはまだ未知数ですが、まだまだファンが多いプロ野球に新しい血が入ることでより効率的かつファンを生かした経営が出来ていくことを期待しています。

3.アシモ、走る!
 ホンダが開発しているヒト型ロボットのアシモがマイナーチェンジし、今までの動歩行から、さらに一瞬でも両足を地面から話す「走行」を可能にしました。また、他にも腰部にセンサーをとりつけ足元の地形を読み取ったり、今までは下半身だけで制御していた歩行を上半身を連動させてバランスを取れるようにしたりして、見かけ以上の大きな進化が達成されています。
 素朴な疑問ですが、ホンダはかなりのサスペンション技術を持っているはずなんですよね。人間が歩く場合、筋肉だけで制御しているだけでなく、スプリング的な戻る動きもうまく応用しているはずです。バイクがバランスをとっていくのも、回転によるモーメントやプログレッシブな動きをするサスペンションなどを応用しています。
 ホンダが気づいていないはずは無いのですが、今はまだモーター制御でコントロールするので精一杯、ということなのでしょうか。

4.PSP発売、ゲーム機の主戦場は携帯型に
PSP(PlayStaion Portable)がついに発売になりました。綺麗で大きな液晶、UMDドライブなどの内容を考えると19800円という本体価格は破格値です。ただ、ゲーム機が基本コンセプトだけに一度出すとハードウェアの大きなモデルチェンジは早々は出来ませんから、最初に目いっぱいの性能を詰め込むのは当然と言えるでしょう。
 で、ライバルはゲームボーイで携帯ゲーム機に先鞭をつけた任天堂DS、こちらはダブルスクリーンプラスタッチパネルでまったく新しい「おもちゃ」になっています。この辺は、「電子デバイス」としてのPlayStaitionコンセプトと、あくまでも「おもちゃ」である任天堂製品の差となっているのでしょう。実際、「遊び」としてみればDSの方が面白いと思います。タッチパネルによるダイレクト感が今までのビデオゲームにあった遠隔操作感を減らしてより面白い遊びにつながっていると感じています。
 今まではソフト、ハードともに性能不足で機械の方に人間があわせざるを得なかった部分が多くありましたが、今後機械が進歩して人間の動作、声を察して動けるようになればよりダイレクト感の強い操作が出来るようになっていくと思います。

2004 12 19 [メディア] | 固定リンク

トラックバック

この記事のトラックバックURL:

この記事へのトラックバック一覧です: 今週のニュース(12/12~12/18):

コメント