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2004.12.18

次世代記録メディア:光ディスクはどこまで続く

DVDもすっかり普及し、今度はHD(日本ではハイビジョンというほうが通りが良いですね)映像の記録メディアの標準化争いが始まっています。ただ、今度は今までの企画争いとは違う条件が一つあると思っています。これは、ハードディスクというより大容量のメディアが既に安価で普及してしまっているからです。

家庭用のビデオ用途を考えた場合、ほとんどは「タイムシフト」です。長期間保存したり、ましてや編集して作品を作る、なんてのはほとんどありません。強いて言えば、ホームムービーで撮影した映像を他の人に少し配ることがありかもしれない、ということくらいでしょう。

であるならば、「記録用」としてはほとんど意味が無いことになります。では、意味があるのは「プレイヤー」用の商業販売メディアだけになります。

ただ、今後しばらくはHDはいわゆる先進国だけと思われると、ブロードバンドが普及した国では今度はVODとの争いになってしまいます。ここでも既にライバルとなるメディアが存在してしまっているのです。

さらには、映像コンテンツを作る側からしてもBDでもHD DVDにしても、入れるデータは同じもの、といえるのですよね。以前のアナログ時代であればメディアによってこっちが高画質、こっちが音声が、という言い方も出来ましたがデジタルであれば記録メディアによる特性は発生しません。ソフト的には、容量の差だけ、となります。

記録型DVDも色々な規格が乱立し、DVD±RWなんて冗談のような名前が本当になってしまいましたが結局全部入りが出来てしまいました。BDとHD-DVDではなかなか一体ものは出来にくそうですが、なんとかやってしまいそうな気もします。さらに、その次のメディアの研究もすすんでいるため意外に短命に終わってしまうかもしれません。

私は2002年のFIFAワールドカップをきっかけにBSデジタルチューナーを買ってHD映像を楽しんでいます(テレビはそれ以前にHD対応のブラウン管TVを買っていました)。ですので、安価にHD記録の出来るメディアが出ることを望んでいます。しかし、このように分裂したり普及が遅れそうな争いを考えると、本命が出てくるまで様子見かな、とも思ってしまうのです。(結局RecPot-Mを買ってタイムシフトに対応しています)

さらに、コピーワンス問題もあってさらに買う気をなくしています。これでは立ち上がるはずの市場も出てこないのではないか、とも思えてしまいます。再来年のFIFAワールドカップに向けてどんな商戦になるのか、ささやかな希望を持っていたいのですが。


2004 12 18 [経済・政治・国際] | 固定リンク

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