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2004.12.20

季節感と営業機会

数年前から元日営業をするスーパー、デパートが増えています。私が子供のころ(もう20年以上前ですが)では、正月、特に元日動いているのは交通機関と映画館とホテルくらい、と言われていましたが今は営業していないのは個人商店か一部チェーン店くらい、という状況になってしまいました。利用者にとって便利といえば便利なのですが却ってのんびりする機会を奪っているようにも思えます。

で、この件についてアンケートをとられた方がいらっしゃいました(ページはこちら)。昨年のアンケートですが賛否両論のようです。他にも「元日営業」と「デパート」で検索をかける>とやはり同様の結果があちこちから出てきます。

 経営側から見れば、3が日休む、というのは年間営業可能日の1%を止めていることになり、機会損失の最小化を図る、という観点では空白区への進出となり利益の増加が見込まれます。ただ、そのためにインフラ、物流、準備する企業、そして営業する店舗そのもので働く人が休暇がとれなくなり、結果として「正月に休む人=正月に買い物をする人」が減ってしまう、という事態を引き起こしています。
 学校が旧来の季節に則って休暇を出している以上、子供の休みがありますが、元日出勤の人が増えていくと保育系(子供を預かる、という観点では学校を含みます)が増えていき、ますます「休み」ではなくなっていくように感じます。

 文化、という一くくりの言葉で守る、とか維持する、という言葉は使いたくないのですが、経済だけで走っていくことで自らの市場を自分で壊していく、そして結果的に誰もいなくなってしまう社会になるのは防いでいったほうがよいように思えます。

2004 12 20 [経済・政治・国際] | 固定リンク

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