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2004.12.08

個人日記とジャーナリズム

今日、会社で「当り屋グループに注意」と書いた紙が回ってきました。何年も前からある、山口ナンバーなどが書かれたあれです。これは既に都市伝説(デマ)であることがほぼはっきりしており、山口県警からもデマである旨の掲示がされているくらいです。

さて、このような【怪しげな」情報が回ってきたときは、今はネットで「裏を取る」行動がほぼ習慣になりました。今回のようなチェーンメールに属する場合、同様の”被害者”が多くいたり、情報に関する警告など多数の情報が手に入ります。そして、つながりの無い不特定多数が同様の情報をあげていたり、警告を出していたりする場合はデマである判断が付きます。逆に、警告が無かったとしても無関係なところで同様の情報がある場合には確からしさが下がる、という判断も出来るわけです。
(例:最近ラブラドル犬の子犬を引き取ってください、というチェーンメールが出回りました。これについても、「チェーンメール」という直接の判断をした書き込みが無くても、同じ情報が無関係な地域であるだけで正常では無いと判断できるわけです)

これらの場合、一つ一つの書き込みがただちに「ジャーナル」として成り立たなくても、無関係の多数を総合することで判断基準となりうる、というネット時代ならではの「ジャーナリズム」といえなくも無いように思えます。

権力に立ち向かう蟷螂の斧、というイメージだけでなく、個々のつぶやきでも多数動くことで全体の方向性がでてくるかもしれないし、事実が多く集まることで裏づけに近いことも出来る。個々はたいしたことをしていないでも、分散処理という形が結果として出来ている、というのがネットと検索エンジンの組み合わせによるジャーナリズム、ということが言えなくもないかな、と感じています。(蚊の羽音も蚊柱になるとうるさい、ということで)


2004 12 08 [報道] | 固定リンク

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