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2005.02.20

今週のニュース(2/13~2/19)

今週も気になったニュースを取り上げて行きます。

1.セントレア始動、見学客でごった返す

中部国際空港”セントレア”が17日開港しました。商業施設やなど最初から空港利用客以外をも取り込む設計でしたがオープン当初ということもあり珍しさゆえの見学客が多くオーバーキャパシティとなっているようです(アクアラインの海ほたるのようなものですね)。まあ、商業施設のオーバーキャパは最初の珍しさが一巡すれば落ち着くものと思われます。ただ、現段階では本来の利用客の切り替えにもまだいくつか細かい問題点があるようで、今後はトヨタ流に「カイゼン」を積み重ね、今あがっている問題点をつぶしていくことになるでしょう。従来のメディアの論調としては最初問題点が出てきた際、鬼の首を取ったように騒ぐ傾向もありますが、こういう新しい施設は最初はベータテストのようなものでやって見なければわからない要素は多分にあるでしょう。致命的な事故防がなければなりませんが、逆に言えば今のところオーバーキャパの割にはうまく裁いているように感じています。

2.東京三菱とUFJ、統合へ調印
三井住友からUFJをかっさらった形になった東京三菱フィナンシャルグループ(MTFG)ですが、裁判などで争った結果なんとか統合にこぎつけました。で、名前が「三菱UFJフィナンシャルグループ」(MUFG)となり、東京が消えてしまいました。DDIとKDDとIDOが合併したときにKDDIになってIDOはどこ?と言われたようなものですかな。これで、都市銀行は三菱UFJ、みずほ、三井住友の3つに絞られました。ただ、今後都市銀行はどのような戦略で金融を行うのか、岐路にたたされているように感じます。個人に対するリテールを行うためのシステム投資に耐えられる規模が必要、とも言えますが、郵貯との戦いが待っています。企業相手もリターンに比例するリスクをうまくとっていけるか、まだバブルの後遺症が癒えているように思えません。さらに、大きくなればなるほど雑音(政治とかね)が出てきて攻撃的になれなくなってしまうように感じます。
 投資銀行的な要素にしても「金を払っても良い」と思われるコンサルティング能力がどこまであるのか。これらは調整ではなく実際に現場で行動してなんぼ、というところなので、体質そのものの転換が図られるべきでしょう。

3.全国知事会会長、初の選挙による選出
 三位一体の改革で政府に対する対案を纏め上げたことで存在感を高めてきた全国知事会の会長が、初めて選挙によって選ばれました。今までは名誉職で回りもちのような幹事の役職でしたが、意識を持っていけばかなりのことができる、という証明でしょう。ただ、これで地方の意見がまとまってくるという形になると、従来の「国と地方の間を取り持つ」という意識の国会議員は立つ瀬がなくなりますね。なにせ、知事は各地方においては首長であり実際の行政権を持っています。そして、彼らが地域の意見代表を兼ねてくると、国の予算をとってくるには俺を通せ、というような意識で持っている国会議員は存在価値がなくなってしまうからです。本来は国会議員は国全体の立法を行うのが主務のはずなのですが、予算分捕りこそわが任務と思ってしまったところにねじれ現象の悲劇があるのかもしれません。行政=権力ではなく、戦略をもってこの戦略に沿ったルール作りを行うことが政治である、という形に議員も国民も意識を切り替えていかないと、自分に返ってくるということだと思います。

4.ダルビッシュ、パチンコ屋で喫煙がみつかり謹慎
 ファイターズ気体の新人、ダルビッシュ投手がキャンプ中に行ったパチンコ屋で喫煙していることが見つかり、チームから鎌ヶ谷市にある2軍合宿所での謹慎を言い渡されました。まあ、飲酒、喫煙を20歳未満の人間が行うことは違法行為ですので、やむを得ないでしょう。以前は飲酒、喫煙は法律はともかく社会人になれば黙認されているケースもあったように感じていますが、今後は法令順守を求められることを考えると、一罰百戒という意味はあると思います。法令を知り、守ることで社会を回し、さらに不都合な法令であるならば直していく、ということが必要なのでしょう。

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