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2005.02.22

ニフティの終焉とネット上のコミュニティ

この3月、ついにニフティのパソコン通信サービスであるNifty-Serveが終了します。以前のエントリにも書きましたが、私は13年前からニフティの会員であり、今に至っています(同じIDをずっと使ってますしね)。で、そこで色々な経験を積んできました。


小寺氏のコラムにもあるように、パソコン通信でもっとも重要な要素は ネットという仮想空間上でもコミュニティが作れることを証明したことでしょう。まだまだ各サービス会社で閉じた空間であったため、インターネットほどのオープン空間ではありませんでしたが、それなりに居心地の良い空間でした。そして、その空間を維持しようと会員が皆努力もしていたと思います(一歩間違えると排他的になりますけどね)。まあ、当時でもPC-VAN(今のBiglobe)とニフティではニフティの方が荒れていないとか、実名主義か否か、などの議論が多くありました。その中で、文字しかない中での議論の技術を学んできたと思っています。

それゆえに、2ちゃんねるの文化には却ってなじみがなく、まだ入っていませんがSNSの方がなじめるかもしれません。

当時のニフティでアクティブに活躍していた人たちが、今度はBlogで帰ってきているのを多く見かけています。懐かしいと思うのと同時に、また負けないようにしていかなければな、と感じています。

Blogの特徴はトラックバックによるつながりが作りやすい事にありますので、皆がシスオペである緩やかなグループを作っていければ、と感じています。

2005 02 22 [パソコン・インターネット] | 固定リンク

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