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2005.02.16

所詮日本は極東なのか

「ガイアの夜明け」で、関空と中部国際空港が取り上げられていました。ただ、最後の締めは、アジアのハブ空港には負けてしまうのではないか、ということでした。海運と同じ道をたどるのではないか、というのです。

さて、少し話しはそれますが、イオンなどが新規出店を行う場合、周りに何も無い田んぼの中に巨艦店を作る、というケースが多いようです。これは地価が安い、車で来るのだから別に多少遠くてもOK,その上できっちり周囲に商圏を作れるようにする、ということと言われています。逆に言えば、多少都市の近くにあっても周囲から人を呼び込めるような状況に無ければそこに店を作る意味はありません。却って地価が高かったりするデメリットの方が大きくなります。ハブ空港や港も同じことがいえるのではないでしょうか。

つまり、北東アジアを考えた場合日本にハブを作る意味が無いように思えるのです。確かに日本は大消費地であり、重要なエリアです。しかし、日本に拠点を作ってしまうと東側には海しかなく、サークルの半分は有効に使えないことになってしまうのです。(米軍が沖縄を重視しているのと同じですね)

こうなると韓国や香港(上海)の優位性が強く出ます。どうせ長距離便を重視するのであれば多少都心から遠くても広くてでかい空港を安く作った方がOK,となります。近距離は別に乗り継ぎを便利にしていけばよいわけですから。さらに、日本の中でも東京や大阪のような大都市圏であれば直行便の意味がありますが他の地方都市では直行便はないため、どこで乗り継ごうが同じ、ということになってしまいます。となると、逆行したり遠回りになりかねない成田や関空を使う意味がほとんど出ません(施設的にも不便ですしね)。

日本の交通機関は、鉄道に関しては上記のような発想がうまく機能しているように思えます。しかし、航空のような国際的な面についてはまるでだめ、というのが悲しいところです。

2005 02 16 [経済・政治・国際] | 固定リンク

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