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2005.03.22

ロングテールにある谷間

最近、マーケティングの世界で「ロングテール」という事が見直されているようです。従来はその他として軽視されていた要素が、ITにより効率よくリーチが出来るようになり、利益が出るユーザーとして捉えられるようになってきたからです。これは、検索エンジンにより、今までは広告などのコストが回収できないような少ないユーザでも、より低コストで直接リーチできるようになったから、ということがあると思います。最近では、東芝のRD-H1がネット専売でも予約が1時間で完売、というケースでも見られると思います。

ニッチも集まればニッチではなくなりますし、逆に日本の1万分の1のマーケットでも1億人の上であればユーザが1万人前後いる、という見方も出来ます。

物理的なカタログで言えば、1万ページあるカタログの後ろの方はアクセスすら出来なかったわけで、潜在的なユーザを逃がしていたことでしょう。ただ、ネットでの検索は物理的な位置は関係なくヒットするか否かというだけですから、ユーザにとってみればヒット件数が少なくても当たればOK,ということになります。

ただ、現状の検索エンジンを使って買うような「顧客」は、どちらかといえばアクティブなタイプで、潜在しているやや受動的なグループをどう掘り出していくか、ということが重要になるでしょう。「なんとなくこんなのが欲しい」という程度では検索が効きにくいでしょうから。

一つの考え方として、「スクリーニングエンジン」という事があるのでは、と思います。サーチではなく、ある程度語彙や内容を絞って選択していく、というやり方ですね。フルオーダーと出来合いの中間のセミオーダー(ただしカスタマイズ可能)というのも、ITとの親和性は高いと思います。

対話式検索といいますか、ネットに対するよりライトユーザーが気軽に使えるようになるための工夫はあってよいように感じます。

2005 03 22 [経済・政治・国際] | 固定リンク

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