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2005.08.27

政治家によるネットでの意見表出がブレークするか

総選挙も公示を間近に控え、あちこちで意見が活発に出てきています。その中で、自民党がブロガーを集めて意見を聞く、などかつて無かったことが起きています。内実はともかく、自民党という保守最右翼と見られていた組織の変革を表す現象として象徴的と言えるでしょう。

さて、以前の調査で政治家自らのホームページの閲覧数がえらく少ない、というものがありました。今年の3月ですが、トップでやっと1日550。このBlogのようなマイナーなページですら1日120平均が出ており、トップ10に楽勝で入ってしまうのになぜ、という状況です。しかし、これは今まで政治家がネットにまるで力を入れていなかった、という表れとも取れるでしょう。

さて、政治家の方のページを見たりして通常のマスコミでは出てこない部分を掘り下げますと、考え方などでも結構よいことを言っていたりしてなるほどと思わせることがあります。本来、国会議員ともなりますとそれなりのエリートの皆さんがほとんどですのでそんなに知性が低いわけはないのですよね。ではなぜ「庶民派」などのイメージが多く出てしまうのか。これはマスコミもそうだし、有権者の方も理解できないことを言われても投票できない、という声がでてしまうことが多いのが原因とも思えるのです。「専門的なことを言っても聞いてくれない」という悩みを持っていると創造できるのですよね。

このように考えると、ネットのようにある程度のリテラシーを持った人がそれなりの数おり、かつ声が大きいとなると政治家たちにとっても本来の実力を見せやすい状況が生じてくるのでは、とも思えます。そして、政治家がBlogの中で発信していく中で「判ってくれる」コメントやトラックバックがつくと、舞い上がってしまう可能性すらあるようにも思えるのです。

ただ、これは政治家にとっては危険な賭けになるかもしれません。かつての「加藤の乱」が典型でしょう。Blogで上がってくる、反応がある意見は大多数では無い、という事実は政治家が良く知っていることでしょう。「どぶ板選挙」という事がいまだに有効でしょうから。

しかし、実力があることを見せる事自体は今後比較的有効になっていくでしょう。一般社会のキャリアアップでも、出すぎた杭は打たれない、という方が主流の考え方になりつつあるようですし、普段から言っていることをはっきりさせる方が後からいうよりも支持される、というのは小泉流の成功を見ても有効と考えます。相当の覚悟は要るでしょうけどね。

今回の選挙では公職選挙法の改正が間に合わないため従来どおり公示後はネットは封印でしょうが、今後は大きく舵を切ってくる可能性が高いでしょう。携帯メールで政策をアピール、簡易世論調査で政策が支持された、と主張する、という手も使えるようになるでしょうから。


Kodak PolarMax6150仕様WASPKodak偏光レンズ、ドライブでの使い心地は良かったです。

2005 08 27 [経済・政治・国際] | 固定リンク

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