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2005.08.27

農業がネットで産業として活性化

最近、季節のフルーツを各地から時折取り寄せて楽しんでいます。ネットのおかげで、各種の珍しいフルーツを比較的安価に入手できて楽しんでいます。

そして、さすがに高価で入手できていないのが「宮崎マンゴー」です。1個5千円程度、と言われると手が出ません。ただ、この栽培には地元での苦労と夢がある、という印象も持っています。

さて、少し話が変わりますが、農業には各種の農薬が必須です。農薬というと悪者扱いをついされますが、単に殺虫剤や除草剤というだけでなく、たとえば実をつけるための植物ホルモン、病気を防ぐ為の薬も含んでいます。そして、これらの農薬は種類ごとに使用してよい種類が決められており、勝手に使うことはできません。そして、今まで日本で栽培されていない種類については認められた農薬が無いため、認可をとるための最初の努力が大変なことになります。しかし、最初はマイナーでも国内で努力して高品質な作物が取れれば高価に売れて利益が得られる、という夢がある、という記事がありました(記事はこちら)。

かつてキウイが日本に導入されたとき、これはニュージーランドでしかできない、などの話を聞いたことがあります。しかし、今は国産も沢山あり高品質なものも多くあります。また、すっかり有名になったラ・フランス、こちらも今はフランスでは栽培されていないのですが日本では和梨が終わった晩秋に出てくるので農家にとっても切り替えができてよい形で回っています。品質も良いですね。洋ナシでは、私は新潟のル・レクチェが気に入っておりおととしから取り寄せて買っています。デパートでは高い為、産直を利用していますが、昨年は地震と台風で不作だったのが残念でした。

これらの商品は、地元では知られていますが一般商店では数がそろえられない、高価なため売りにくい、などの問題があって中々普及しませんでした。ただ、ネットで小売をすれば日本全国ではそれなりの量となり栽培するだけの価値が出てきます。直売故に、固定客がつけばより安定するわけですね。

そして、売る為の市場が仮想商店として集合する、というのもありですね。楽天などはこの一つですが、楽天に直接個々の農家が出店するのではなく、ある程度の規模を持つ中間的な業者が入るほうがより能率的、とも思えます。以前から使っている地元の「サンライズファーム」が社名をファームネットジャパンに変えたのは、こういう意図があるようにも見えるのです(モール内モール、ということですね)。

中間が力を持ちすぎると既存の流通業と同じになってまたバイヤーの都合に振り回される、という危惧はありますが、うまくバランスを取れれば栽培農家にとっても、ユーザーにとってもうまく回っていく良い形を得られるのではないか、と思っています。


銚子西瓜『紅大』(こうだい)AL2玉入り銚子産スイカ、結構美味しかったですね。
ヒレハム1本1頭から2本しか取れない貴重品サンライズファームのヒレハムもお勧め

2005 08 27 [経済・政治・国際] | 固定リンク

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