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2005.12.11

今週のニュース(12/4~12/10)

今週も気になったニュースを取上げて行きます

1.みずほ証券、誤発注で損失270億円
 12月8日、東証マザーズに新規上場したジェイコムに対してみずほ証券が61万円で1株の売りを61万株を1円で、という誤発注をしてしまい、その結果損失が270億円にも達してしまいました。システム上の警告も無視した発注でした。

ありえないことでも通ってしまったら実行しなければならないという市場の怖さと、だからと言って簡単に通していいのか、というシステム上の不備の両方を感じます。ただ、今回はみずほ証券のお粗末さもさりながら、東証という場の信頼性が落ちてしまったことの方が重要でしょう。日本でほぼ独占に近い状態での証券市場が使えない、となると日本という市場そのものへの信頼性が失われてしまったようにも感じます。これでは東証自体の上場もまた遠のいてしまったのではないでしょうか。

しかし、公開初日の晴れの日を邪魔されたジェイコムの心中を思うと悲しみすら感じてしまいます。

2.ライブドア、マンションディベロッパーのダイナシティ買収
 買収で事業を拡大することで何かと話題のライブドアですが、今度はマンションディベロッパーを傘下におさめました。創業者一族から買い取る、という点ではセシールと同様ですね。楽天と比べると消費者に直接というよりは、やはり裏方的な企業が目立つのはライブドアの方向性が出ているようにも思えます。不動産の証券化などで利益を出していく、ということは得意の金融システムを生かしていくことになるでしょう。また、今後他にも創業者から引き継ぐ形を取った買収が増えていくのかもしれません。


3.道路特定財源、現状税率で一般化へ
 道路関係の税金は、暫定といいつつずっと最初に法律で定められた金額よりも高い税率となっています。そして、一般化にあたってもこの税率は変わらない状況となりました。
 一般化自体は、現状の硬直した税金の使い方を考えればやむを得ないかな、とも思います。暫定も長く続けば固定されたと同じ。ルールとしては反則でしょうが、現実論としてはありだろうと思います。ただ、これらの財源が「道路を作る」事が目的なのか「道路を作る仕事をする」ことが目的なのか、分からないところも問題なのでしょう。手段が目的化するというか、手段のためには目的は選ばない状況になっていたことを「全体としては」直さなければならない状況でしょう。ただ、地方がこれで生きていた、地方への資産移転の方法論として使われていたのが現実だけに、別の方法がまた必要だと思います。まあ、回りくどいことをするから政治家や官僚の思惑に左右されていたことを考えれば、直球でこれだけ予算をかける、という方が自然だし競争原理も生きてくるようにも思えるのですよね。住居選択の自由もあるだけに。

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