« 今週のニュース(12/11~12/17) | トップページ | 政治も執行と取締を分離すべき? »

2005.12.19

ガイキングが面白い

この秋からテレビ朝日でローカル放送をやっている「ガイキング」、かつてのアニメのリメイクですが、メカのデザインなどはほぼそのままで主人公や世界をファンタジー的な異世界物に変えて作られています。ただ、これがいまどき珍しい直球ストレートのスーパーロボットアニメで出来が良いのですよね。


ゲームで「スーパーロボット対戦」がヒットし、かつてのスーパーロボットに対する認知度が上がっており、マジンガーZやゲッターロボがリメイクされています。ただ、これらのリメイクものの中には名前だけ借りてきて全然違うものになったり、内容を誤解したとしかいえないようなものになってしまうことも少なくありません。その中で、今回のガイキングは「デザインや武装はほぼそのままで下手なアレンジはしていない」(大空魔竜もほぼそのまま)。オリジナルのデザインがインパクトあるものだけに(頭が角のあるドクロという竜で、この頭が飛んでいってロボットの胴体になるなんてねぇ)、動きなどのアレンジのみにとどまっているのは好感が持てます。そして、なにより脚本が良く出来ていますしね。

個々のキャラクターが立っており、かつ責任を持った態度をしている、主人公がまっすぐ素直など、今時珍しいですね。主題歌も熱く、アニソンの中でも良いほうに入ると思います。

これらを考えると、リメイクの難しさが分かりますね。かつて「単純に見える」旧作、現代風に複雑にするのが流行ですが、一歩間違えると暗いだけで肝心のヒーロー物の爽快感がなくなってしまいます。能天気に見える作品も、その面白さを維持したままのリメイクは結構技術がいるものだな、とも思えるのですよね。暗くするほうが簡単に思えますし。能天気な作品は、製作側に照れがあると出来ませんしね。

「ハッピーエンド」の追求は、物語作りとしては簡単ではありません。ご都合主義の謗りをうけずに話を纏め上げるのは、稀有の才能と技術が必要でしょう。この中で、今回のガイキングはうまく破綻せずにいきそうな期待を持っています。

視聴率の低迷、予算やスケジュールのきつさなども聞こえてきますが、このままなんとか良質なまま維持をして、人気がでて予算がついてより良い作品として終わることを願っています。

2005 12 19 [アニメ・コミック] | 固定リンク

トラックバック

この記事のトラックバックURL:

この記事へのトラックバック一覧です: ガイキングが面白い:

コメント