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2005.12.05

変人の後釜は普通人に務まるのか

小泉首相は、来年9月の自民党総裁任期終了で総裁は辞めると明言しています。後任は当然ながら未定。総裁選挙がどうなるかは今のところなんともいえません。ただ、見ていて、昨日のNHK大河ドラマ「義経」を思い浮かべてしまいました。

「義経」は、当然ながら九朗判官義経が主人公ですが、鎌倉幕府成立と平家・藤原の両巨頭(プラス後白河法皇の朝廷)が落ちて行く話でもあります。どっちも九朗と関わっている、というのはさておいて、平家・藤原家どちらも偉大なリーダーの後釜がすべて駄目にしてしまった、とも言えるのですね。

まず平家。こちらは事実上清盛一代で作り上げた権力です。ただ、後任たる重盛に先立たれ、宗盛は時代を作っていくほどのパワーは無かったといえます。藤原氏は三代続いたわけですが、秀衛の後任も鎌倉に振り回されて結局滅ぼされてしまいました。

まあ、鎌倉も源家は頼朝一代で終わり。すべて北条家のものになっていった、というのはありますが、要は時代の変革期にリーダーシップを取っていくのは変人といわれるくらいで無いと務まらないのではないか、とも思えたからです。

ドラマでは、鎌倉の要求に対してあっさり応えることで却って力を見せた秀衛のパワーと、逃げてしまうことで弱みを突かれる泰衛の差を出しています。交渉して時間稼ぎ、というのは優等生的というか、常識的な対応ではありますが、普通の状況ならばともかく時代の大波では通用しない作戦だった、というのが後知恵での見方です。そして、今の日本も、時代の大波に飲まれないようにしなければならない状況だと思います。

小泉首相の次の首相が誰になるか分かりませんが、まだまだ安定期では無い以上、逃げの交渉ではなく、強気一辺倒くらいでないとどうしようも無いのでは、という感覚を持っています。

2005 12 05 [経済・政治・国際] | 固定リンク

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