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2006.02.13

ニートに神田川はどう響くか

南こうせつの「神田川」、70年代フォークの代表格の曲ですね。この頃は若者は一般的に貧乏で銭湯通いは当たり前、その中で恋人を待つ、という4畳半フォークと言われたものです。その後バブル経済もあり、若者は比較的金持ちになってきましたが、バブル崩壊の中ニートが増えてきた今、ニートの心にはこの神田川がどう聞こえているのだろう、と気になりました。

この点について、特別何かソースがあるわけではありません。私にとっても、学生時代はバブルの走りであって神田川は既に過去の話であり、その後就職して今に至っており、周りに特別ニートがいるわけでもありません。ただ、当時は「金は無いけど将来は何とかなる」という漠然とした希望のようなものもあり、実際今の就職活動と比べれば苦労は少なかったと思うのです。

「希望格差社会」という本が昨年話題になりました。私は未読なので内容についてはコメントできないのですが、今の現状が悪くとも、将来良くなるというイメージが持てるのとあきらめてしまうのでは全く違うのでしょう。

今年は団塊世代の大量退職と景気の上向きに伴い就職も増えつつあります。ただ、競争の厳しさ自体は変わらないわけで(後退したら負ける、という意識は企業からは抜けないでしょうから)、プレッシャーの中あきらめてしまう人が増えてしまうと社会全体の活力が下がってしまうという問題があります。

競争を維持しつつ、かつモチベーションを持たせ続けるというのは古くからある組織の問題ですが、景気が回復しつつあるからこそ、改めて考えていく必要があるように思っています。



2006 02 13 [経済・政治・国際] | 固定リンク

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