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2006.04.02

今週のニュース(3/26~4/1)

今週も気になったニュースを取り上げて行きます。

1.ETC、一般への使用開放
 高速道路等での料金を無線で収受する為のETCですが、国交省は接続用のシステムを民間にも開放し、他の支払い等にも使用できる方針です。これは鉄道から来たSuicaに対抗する手段になる可能性を秘めています。ただ、今はETCはどちらかというと業務用が多くサンデードライバー等の一般車両では少ないことから、地方への面展開という点では引っかかりがあるかもしれません。ドライブスルーでの物販でも、結構手間だし日本人の気の短さやドライブスルーレーンが1本取れるかどうか、という日本での土地のなさを考えると拡大方向には行かないでしょう。ETCカードで物販も出来る、というだけでは単にクレジットカードでの販売と変わらないわけですしね。
とりあえず、駐車場の料金所などにシステムが広がることが期待できますが、その後については「車に付随するサービス」をどう見つけていくかが課題となっていくように思えます。



2.ロボットスーツで登山支援実験、アルプスで実施
 筑波大学の山海研究室では、人間が装着して補助動力とする「ロボットスーツ」が研究されています。今のところ室内での一般作業が出来るというレベルのようですが、今回障碍者と共に登山をする際の援助者の補助動力として使用する計画が動き始めました。現状では、体を動かせない人が使えるというものでは無いため(生体電流をスイッチにしているため、動かせない人からは検出できない)、障碍者の直接装着は不可能です。ただ、援助者が使用することで負荷を減らすことが期待できます。さらに、数時間とは言えフィールドでの実地試験ということで実用化へ向けてのデータが得られることも期待できます。連続使用に耐えられるか。使用者の疲労がたまっていき体調が変わっていく間も生体電流の検出を正常に行えるか、などの課題があると思われます。
システムの名前が「HAL」だったり、実務を行う為に教授が作った企業名が「Cyberdyne」だったりするのは少しアレですが、逆に言えばイメージの重要さを教授が理解している証拠ともいえるでしょう。独自技術が少ないといわれてきた日本ですが、イメージ戦略とセットで新技術を切り開ける時代になってきたと思います。これからの高齢化社会や一般人の体力低下が言われる中で人間が行うべき作業の補助が可能になるこれらの技術には気対して行きたいと思っています。
(もう少し格好良くなってかつスピードが上がると映画などでも使われるかもしれませんね)。

3.Nifty、パソコン通信サービス完全終了。19年の歴史に幕
 一時期、PCを使って個人がコミュニケーションを行う方法として主流だったのは、各社が独自に行う「「パソコン通信」でした。各社相互には接続していないため、メールのやり取りを行うにはそれぞれで契約をする必要があるなど色々と面倒がありました。ただ、当初のインターネットと比べるとセキュリティ的な安心感があり(なにせ巨大なLANのようなもの)のため、企業ユーザーにはそれなりに受け入れられてきたと思われます。個人もコミュニティが出来るなど、インターネット時代への助走として十分な役割を果してきました。私自身、Niftyユーザーとして14年使ってきています。パソコン通信としては最初期は見ていませんが立ち上がっていく過程は結構見てきました。
 ただ、インターネットとして相互接続が可能になり「オープン」となった今、プロバイダーは黒子の立場になってきたと思います。とはいえ、ユーザーとネットとの「接点」という役割には変わりはありませんので、安定したサービスを今後もお願いしたいと思っています。
(ココログがメンテ後不安定、というのはかつてニフはメンテすると不安定になる、といわれていた頃の再来だなぁ、というのは年寄りの独り言である)。


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2006 04 02 [ニュース] | 固定リンク

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