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2006.04.30

今週のニュース(4/23~4/29)

今週も気になったニュースを取り上げて行きます。

1.自治体も破綻する?法制度整備か
 竹中総務大臣の私的懇談会は自治体の破綻法制度を数年以内に導入する案を発表しました。同懇談会では、地方交付税のありかたもあわせて見直すとしているため、地方自治体の「経営」についてより厳しい見方を要求されるものと思われます。ただ、都道府県のうち市町村合併推進条例を制定しているのは34都道府県に留まる為、各自治体に圧力をかける意味もあるのでしょう。人口の縮小、サービスの高度化など財政圧迫要因が目白押しの今、将来的には「集落の撤退」もあちこちで起きてくると思われます。「居住地域」、「中間の里山」、「自然維持区域」などにデザインを見直す時期が来たのかもしれません。歴史的経緯などを無視すれば、ですが。

2.懸賞広告の上限規制撤廃へ。公取委判断
 商品を知らしめる手段として、懸賞つき広告がよくあります。以前は射幸心をあおる、競争の過熱を防止する、と100万円が上限、その後1000万円まで引き上げられましたが、実質的に1000万円を越えるものが少ないとして規制を撤廃しました。まあ、今景気が良くなりつつある為一発物として多少1000万円超の懸賞が出てくるかもしれません。広告業界にとってはプラスですね。こういうことも、規制緩和の一環でしょう。自由な発想を促すという点では良いことかと思います。


3.レクサスLS発表。発売は9月に
 トヨタ自動車はモデルチェンジしたレクサスLS(日本ではセルシオ)を発表しました。予想価格は800万円~1000万円超と言われます。ただ、今までアメリカで売っていたレクサスLSと同じものをセルシオとして売っていたわけですが、一気に国内では値上げ、ともいえますね。ブランド力でレクサスがメルセデス・ベンツ等に勝っているかとはまだいえないわけで(国内ニュースも「トヨタのレクサス」としか言われませんし)、同じ価格なら、という所は微妙です。国内でレクサスを認知させるには、トヨタが下請けで作っている、というくらいのイメージ植え付けが必要なのかもしれません。



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2006.04.29

全て個人宛になる電話

会社では、通常内線電話は「電話機」にリンクされており個人に当てはめられていません。その電話機の席の番号に個人がいる、という形ですね。そして、電話の取次ぎなどの「文化」もこの形を踏襲しています。しかし、IP電話の普及により、電話が「個人」にリンクされるようになって、席の電話が鳴っている際にどうするか、と言う事が模索されています。ただ、これは電話が「音でコールする」という形を取っているから問題になるのかもしれません。


外部とのコミュニケーション手段としては、古くは手紙、そして電話、FAX、E-メール、と色々と加わってきました。ただ、この中で「相手をその時呼び出す」という手段をとっているのは電話だけです。これはリアルタイム性をもっている電話というシステムの特徴です。

そして、固定電話の場合は電話機のところに人を呼び出す必要があるため「ベルを鳴らす」という手段をとってきました。そして、携帯電話においても離れたところにこの文化は踏襲されています。ただ、常時携帯していることを前提とすると「呼び出し音」というのは必須ではないのでは、とも感じています。振動だけで良いようにも思えるのです。

同じことが個人に割り当てられたIP固定電話にも言えるでしょう。特にskypeのようにチャット機能がある場合はコールして出なければメッセージを残せば良いわけですし、極端な話、先に「コールして」と相手にメッセージを送ってから待つ、と言う事も手段としては可能です。さらには、ビデオ機能が発達すればまず相手のカメラをオンにして席にいるか確認してからコールする、という事も可能になるわけですね。こうなるとますます「呼び出し音」は不要になっていきます。

電話の黎明期、あらかじめ「電話ををかけるから」と手紙を出した上で許可を得てから呼び出す、という事があったようです。ここまでいかなくても、電話は相手を呼びつけるから失礼、というのは昔から感覚としてありますので、個人宛でかつネットワークによって接続の定額化が進めば音で呼びつける、と言う事はなくなっていくのかもしれません。

(コールセンターのような代表番号の扱いはまた別ね)

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2006.04.23

今週のニュース(4/16~4/22)

今週も気になったニュースを取り上げて行きます。

1.公取、民営化後の郵政会社の信書の取り扱いについて指摘
 公正取引委員会は民営化後の郵政会社の運営について、信書の独占に基づく利益によって新サービスの安売りがあれば不当廉売にあたるのではないか、と指摘しました。この件については現在意見募集が行われております。公取の指摘の中には、郵便配収ネットワークの開放もあり、NTT民営化に近い状況があるといえるでしょう。郵政民営化については色々と配慮というかシステム上足かせがついた形の法案で出来てるわけですが、公取という形で「民営化の徹底」が図られる模様です。ただ、このままいくと郵政はどちらかというとインフラ企業として立ち、各地の郵便局を直営していく、という形は減っていくように思っています(重要なのは窓口ではなくてネットワークですしね)。
宅配便各社が窓口はコンビニなり商店なりに委託しているのと同様の形になっていくのでしょう。



2.おサイフケータイのクレジットサービス、端末共通化へ
 edyやモバイルSuicaなどのプリペイド電子マネーは既にケータイに組み入れられておりますが、ポストペイであるクレジットサービスはまだ発展途上です。現在は三井住友のiD、JCBのクイックペイ、UFJニコスのスマートプラスが競っていますが、端末がばらばらでした(それぞれの使用感は高速道路SAでの実験記事を読んでください)実質的なプラットフォームは同じFelicaなわけで共通化は可能なのでしょうが、現状は各社で独自機種を開発していて、端末のサイズなどにも結構差があるようです。特にケータイを「かざして」決済と言う場合はレジ横でお客の手の届くところ(でかつ店員の目の届くところ)に置くしかないわけで、スペースはそうはありません。ここはまずは普及を図るということで共同歩調を取ることになったのでしょう。実際の開発メーカーにとってはきつい競争になりますが、とりあえずはユーザーメリットを出して欲しいものです。

3.マミヤ、カメラ事業から撤退
 マミヤ・オーピーはカメラ等の事業を営む子会社のマミヤをコスモ・デジタルイメージングに譲渡することを決めたそうです。元々釣具メーカーだったオリムピックがカメラのマミヤを買収してブランドとしてマミヤを前面に出してきましたが、中版カメラの不振、デジタル化の遅れと開発費用がかさみ大幅な赤字となっていました。中版デジタルカメラとしてのMAMIYA-ZDは出来が良いのですが、これで事実上終わりというのは悲しいものです。


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2006 04 23 [ニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2006.04.22

アマチュアロボットも認知されたのかな

アマチュアでロボットを作って戦わせる競技"ROBO-ONE"、先日ついにゴールデンタイムでテレビ放映されるなど着実に認知されつつあります。そして、今度は宇宙を舞台にして大会を実施するということが発表されました。

まあ、このこと自体はその筋では既に知られていたことですが、asahi.comのトップページに入るというのはちと予想外でしたね。ロボットと宇宙バトルというネタはやはりウケは良いようです。


さて、このROBO-ONE宇宙大会、ロボットアニメでは有名なサンライズにプロモーションムービーを作らせるなど相当気合が入っています。このムービー、リアルさ、と言う点では実は結構いい加減なのですが(スピードとかね)、格好良いイメージというのは普及には重要でしょう。ガンダム以来の伝統でもありますし。

まあ、二足歩行ロボットを宇宙で、というのには確かにどこまで意味があるのかは疑問もありますが、偉い人にはそれなりのお考えがあってのことのようです。

ともあれ、日本の文化ともいえるロボットバトルがいよいよ宇宙進出と言うわけで、設定だけあったいろいろなシステムを実装できるか、はたまた全く違うシステムで進化していくのか。楽しみにしています。


2006 04 22 [科学、学問] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2006.04.18

グーグルってすごくシンプルじゃない?

Web2.0とかグーグルが世界を変えるとかいろいろとまたネット界が活発化しているように見えます。ただ、これはビジネスの面から見た話でネットをツールとして使う、という観点から見れば何一つ変わっていないのではないか、とも感じるのですよね。別に陰謀とかどうとうかではなく、情報関所をなくしていこう、というだけのことなのに。

とはいえ、それだけの事がその関所番をメシの種にしている人たちにとってはすごく重大な意味を持つことになります。特に、従来の社会システムはある意味、情報源を遮断し、その情報源へのアクセス権を有料で売るという作業についている人があまりに多く、かつその人たちが持つアクセス権が社会的権力につながっているから余計にそう感じられるのでしょう。

で、グーグルですが「なんでもいいからネットに載せる」、「それを探し出す」、「どこかにある知りたがっている情報を得ることができる」というステップを踏んでいるだけといえばだけです。自分に取っては無価値かもしれない情報でも、全員が公開して誰もがアクセスして検索結果として得ることが出来るようになったらいいな、という、単純なことを実行しているだけに思えます。ただ、この結果が社会そのものを変えてしまうようなパワーを結果的に持っているが故に、恐れられたり利用しようとする動きが出てくるのでしょう。

私は、個人的にはグーグルには何の陰謀も企みも無いと思っています。あるのは信念だけでしょう。自分が欲しいものを作る。そして、これは直接的には誰かから何かを奪うものではないのですが、結果としてアクセス権を特別なものではなく「フリー」なものにしてしまうことで、従来のアクセス権の「価値」を奪ってしまっています。

競争を考えると、知識を持っている、アクセス権を持っていることは何のアドバンテージでもなくなりました。ここから新たに何かを生み出せるか、と言う競争に変わってきています。これはコンピュータが出てきた時点で「記憶」は意味が無くなり、Webが出てきたことでコミュニケーション速度が上がり、そして検索システムが加わることで世界中のデータを探し出せるようになり関守であることの意味をなくしました。この中では、クリエータである事でしか競争は出来ません。情報に付加価値をつける、昔から言われている当たり前の事(メッセンジャーでは駄目)ですが、改めてその意味をビジネスフィールドにいる人・企業に突きつけているのがグーグルであり、Webであるのだと思っています。

2006 04 18 [パソコン・インターネット] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2006.04.16

今週のニュース(4/9~4/15)

今週も気になったニュースを取り上げて行きます。

1.阪神電鉄株、阪急HDが取得か
 現在阪神電鉄の筆頭株主は45.73%を所有する村上ファンドです。ただ、ファンドゆえに直接経営するわけではなく、どうやって転売なり企業分割をするなりしてリターンを得るのかが注目されてきました。ここで、売却先として浮上したのが平行して鉄道を走らせる阪急です。かつては阪神と同じくプロ野球チーム(阪急ブレーブス)を保有していましたが、いまは撤退している為こちらの面では問題ありません。平行して走らせている分、競争関係でも補完関係でもある分、すみわけは何とか可能でしょう。JRを含めた過当競争ともいえる阪神地区の私鉄に調整が始まった、と考えるべきかもしれません。

関東では私鉄間の競合というのは比較的少ないのですが、ネットワークの再編、という意味では今後は同様の事が起きる可能性は十分にある、と思われます。

2.地域ブランド、申請失敗も相次ぐ
 各地の地域特産品を保護する目的で、「地域名+品名」をつけた商標登録が農協など地域を代表するといわれる団体からは申請が可能になりました。地域団体商標制度です。制度の概要はこちら
特許庁によれば4月10日までに申請されたのは324件です。地域のブランド化への期待が伺えます。ただ、ここでは、ではどこまで適格団体となるのか、ということがその地域で整備されているかどうかが問題になります。古すぎて既に便乗商法が定着しているような場合には一本化は到底不可能でしょう。排除される側がOKするはずがありません。地域の中でも主導権争いなどがあると申請も出来ない状況になってしまいますし。ブランドは差別化ですから、集中と排除は当然ですが、特定企業では無いだけにブランド化への道は難しいところがあると思います。


3.Windows9xシリーズのサポート、今夏打ち切りへ
 セキュリティホールなどへのパッチあてなどのサポートについて、マイクロソフトはWindows98/98SE/Meへのサポートを7月末で打ち切り、新しいパッチは出さないと発表しました。ただ、現実的にはまだ多数の9xマシンが稼動している今、ボット等の踏み台が増えていく可能性があります。まあ、9xマシンはマシンパワーも低いことやXPでは既に欠陥がふさがれているなど今後の新規のマシンでは対処されているケースが多いでしょうが、Vista発表後しばらくは続く混乱を考えると9xマシン打ち切りの影響は大きいかもしれません(学校あたりは古いマシンありそう・・)。


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2006 04 16 [ニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2006.04.15

殿様商売からの脱却

映画館の数が増加しているそうです。もうすっかり定着したシネコンの影響が大きいですね。全席指定で時間を無駄なく使え、設備・音響共に良好となれば、映画そのものの魅力はあるわけですから観客増加にもつながっていくでしょう。加えて、昨今の映画が大作志向に流れている為(3時間超が普通にある)、大スクリーンや立体音響で無いと、という意識にもつながっていくと思います。

いわゆる「殿様商売」というのは、言ってみれば顧客の欲求の方が供給を上回る状態で成り立っているわけですね。
簡単に示せば

顧客の欲求>供給能力

という状況です。この式で、左辺はさらに色々な要素で成り立っていまして、たとえば
顧客の欲求=価格+ネタ供給能力+品質+納期
などと言えるでしょう。供給側としては、右辺を減らして飢餓状態に置くというのも良いのですがやりすぎると撤退になってしまいますし、右辺を下げること(納期の低下)ので、どちらかというと左辺を上げていくことが重要と考えられています。ポルシェなどは適正供給能力は注文数-1だそうですし。

供給側としては、殿様商売と取られないよう(顧客満足度を下げず)、かつ供給をコントロールするというのがマーケティングであり、ブランド力の維持と考えています。映画館で言えば、左辺の低下にあわせて右辺を減らすという縮小均衡になっていた近年の状況が、左辺を増やす事で右辺の増加を可能にしたといえるでしょう。ただ、これはどちらかというと「不満を減らした」という程度であり、まだ攻めには転じていないようです。しかし、デジタルシネマが増えてくればより機動的な上映も可能になるでしょうね。

これを考えると、カラオケボックスなどの業態が一番転換に向いているかもしれません。通信でソフトを供給する、というシステムで今のカラオケボックスは成り立っていますが、この流すソフトを「映画」にすればVODがすぐ出来るわけです。家庭では中々難しい大音響・大画面も既にある音響・映像システムである程度は対応できます。飲食対応も既存設備が使えますしね。

SD画質では中々「シアター」とは言えなかったでしょうが、HD画質のVODもサービスインに入ろうとしています。
家庭用ではコピー問題もあり権利者の許諾を得るのが難しい状況でしょうが、これが業者相手ならばどうか。きっちりとした契約でカウントしていくシステムが出来れば意外に早く進んでいくのかもしれません。

カラオケという能動的な遊びと、映画というどちらかというと受動的な遊びは一致しないのかもしれませんが、たとえば「冬のソナタ一気上映会」という形の主婦のイベントだってできるとなれば、日中の需要だって獲得できると思うのですよね。映像周りのデジタル革命も事業としては色々なアプローチがあると思います。

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2006 04 15 [映画・テレビ] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2006.04.09

今週のニュース(4/2~4/8)

今週も気になったニュースを取り上げて行きます。

1.定額貯金、金利0・1%に引き上げ
 預金金利の引き上げが相次ぐ中、郵政公社の定額貯金も0.1%に上がりました。コンマ以下は相変わらずですが(100万円を1年で1000円)、金利が上がる、という基調は定着しつつあるようです。私は40歳ですので、80年代以前の普通で1~3%、定期で3~5%という預金が感覚として理解できますが(その分、ローンを組むと5~10%超)、ここ10年程度しか知らない人ですと金利がつく、という感覚は無いかもしれません。財産を持っている人にはプラスですが、この金利がどこから得られるのかと考えると借金をしている人(と企業)には怖い時代になった、といえます。
金融緩和は危機に対して負担を和らげるためにあるものですが、これが常態化すると金利というものが理解されなくなってしまう、という事が起き、体質改善が出来ていない人や企業には再びふるい落としが始まりました。ただ、成長し続けるのが資本主義の宿命とはいえ、既に空き地が無い状態のこの地球で広がり続けるのは難しくなっています(電脳空間も埋まりつつあるようですしね)。金利は時間を買う代価であると私は理解しているのですが、得た時間以上の価値が生み出せる余地を見つけ出せるか。余裕は無くなりつつあるようです。

2.硬貨の流通量が始めて減少。電子マネーの影響か

 通貨はメインである紙幣と小額用の硬貨がありますが、硬貨はサイフの中ではどちらかというと邪魔者扱いをされています。お釣りで数が貯まる、支払うには時間がかかる、重くてかさばる、などですね。SuicaやEdyに代表される電子マネーは、おつり不要でピッタリ短時間で支払えると言う事で利便性を売りにしていますが、硬貨流通量に影響が出てくるほど普及したようです。何度かこのBlogにも書きましたが、確かに便利なんですよね。数えなくて良い、というのは。
 考えてみれば、自動販売機に電子マネーはピッタリといえるでしょう。今までの自動販売機は1000円札までは使えるとは言え、コインを要求する、電車では「どこ行き」の切符ではなく、「何円」の切符しか買えないため金額を調べて買う、という手間がかかる、そのためにコインを数えて投入する、という手間がなくなるのですから、これは普及するはずです。今までは電車だったりコンビニだったりどちらかというと鉄道ベースで普及してきた電子マネーですが、ETCの開放、高速道路のサービスエリアなどのロードサイドにも普及が始まりつつあるため自動車で動く地方にも普及が進めば一気に通貨の物質としての絶対量を減らす可能性が出てきます。そして、電子マネーには通信がセットですのでブロードバンド普及の圧力ともなりうるでしょう。そして、屋内通信も無線LAN等の普及のきっかけとなる可能性を秘めています。PtoPの受け渡しが可能になればより一層実物としてのマネーに近づくわけですが、これも通信と振込みという形で間接的に可能になるかもしれません。5年後には決済の風景が一転している可能性をがあると思っています(今でも祭りの屋台に液晶ディスプレイでゲーム流している時代ですからね。チャージ済みのマネーカードもって子供がお買い物、という風景もそこまで来ているのかも)。


3.HD-DVDプレイヤー発売。HDソフトの充実はこれから
 BDは既にレコーダが出ていますが、セルソフトとしては出ていません。対するHD-DVD側はソフトとプレイヤーが出て、セル市場に打って出ました。プレイヤーですが、中身の分解記事を見るとCPUとしてPentium4 2.5GHzを使うなど高性能PC構成です。HDDさえあればまさにPCですね。ただ、それだけのマシンパワーを要求するところが高価な原因でしょう。同じHD映像でもMPEG2-TSを再生するだけならばもっと安く出来るのでしょうが(デジタルチューナーと同じですからね)、色々と新フォーマットを使う分、マシンパワーを要求しているのでしょう。
 そして、今回もフォーマット争いといわれますが、過去のVHS対ベータと違うのは、オリジナルデータは同じで単純に記録メディアが違うだけ、ということですね。メーカー側はHDDに記録した同じマスターをBDかHD-DVDに焼くだけという話ですので、規格争いにはそれほどシビアには感じていないのかもしれません。


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2006 04 09 [ニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2006.04.05

双方向性があってこそのBlog

既に大西氏のBlogでも取り上げられていますが、政治アナリストの花岡氏がブログ世界は未成熟である、とのコラムを書かれています。言われていることは至極ごもっとも。特に「大人の社会」に慣れている人には「炎上」は耐えられないことでしょう。ただ、これはいわゆるマスコミ人の共通の弱点のようにも思えます。

現実の世界を動かそうとする場合、きれいごとではすまないことは多くあります。これを身をもって知っている人は「政治家」でしょう。悪いことをしている、ということではなく、常識が通用しない人、利用しようと近づいてくる人に対しても怒りをもって切って捨てると言う事をしてはならないのが政治家です。なぜか。「選挙」があり、どんな人でも1票を持っている、そしてその1票を軽く見るような態度が他の票を逃がすことにもつながるからです。

テレビで見ているような大物政治家はともかく、国会議員でも地元の集会、お祭りなどにはマメに顔を見せ挨拶をしていきます。コミュニケーションこそが理解を呼び、票につながることがわかっているからです。理想を掲げるだけでなく、その理想をわかりやすい言葉にして語りかけて説得する。これがコミュニケーションでしょう。

対して、マスコミ人と言われる人は一方的に語ることになれており、リターンが帰ってくることはあまり想定していない、そして慣れていないように思えます。今回の例では、花岡氏はきちんと取材をされ堂々と論破されており、プロのジャーナリストの力を見せていますが、だからと言って誤解してる読者が悪い、と言い切るのはコミュニケーションとしてはあまり良い手では無いように思えます。

まあ、日経のコラムはビジネスマン向けですのでBlogというのは怖い面がある、という点を知らしめるには丁度良いのかもしれません(Safty Japanですしね)。ただ、民間の玉石混交で石が圧倒的に多いからと言って切り捨てるのは少なくともコミュニケーションとしては最初から投げていると見られてもやむを得ないように思っています。



2006 04 05 [ウェブログ・ココログ関連] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2006.04.03

逃げ場を求める心理市場

日本でトップのe-コマースといえば楽天です。ヤフーやライブドアも追いかけていますが、中々追いつけません。他のモールもどちらかといえば撤退傾向にあります。確かに、大前氏が言うように検索エンジンが発達すれば自己サイトに直接リーチできるのにわざわざ出店料を払ってモールに入る意味があるのか、という事になります。ただ、現実的にはそうも行かないようにも思っています。

一つは、検索エンジンの出来。現状では中々思うような商品やそのサイトにヒットしません。モール内検索の方が早い、という事実があります。普通に検索するのでは感想なのか商品サイトそのものなのかが中々判別できません。もう一つが「本当にそこから買って大丈夫なのか」という昔からの問題です。安定した運営をしている大企業という「ブランド」には、安心感があるでしょう。現実に個人情報流出などの問題点はありますが、代理人機能を果してくれるだろうという期待感があります。これは実は個人の買い物に限った話ではなく、企業間取引でもベンダーをとおしたり、ゼネコンを通したりすることの意味でもあります。

強い個ので目利きの能力がある人ならば、直接取引も可能なのでしょうが、慣れていない、その店の状況がわからないという中では、いきなり検索で出てきたからと言ってすぐに購買にまでたどり着けるか、というのは難しいと思われます。
 
グーグルは、検索エンジンの結果については「ロボットが出しただけ」というスタンスを一貫して持っています。つまり、検索結果の行動についてはグーグル社としては責任を持たない、ということなのです。これは、楽天のモール内での商品検索結果とは決定的に異なります。個々の店がきちんとしているかどうかへの責任を持つとは楽天は言っていませんが、商品の売り買いについては一定の責任があるといってよいでしょう。これはアメリカでもAmazonが行っていることと同じですね。

リスクヘッジともいえますし、「言い訳」を必要としているのかもしれません。どちらにしても、100%全部ユーザーが責任を取った直接取引だけになる、とは必ずしもいえないのではないでしょうか。

2006 04 03 [経済・政治・国際] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2006.04.02

今週のニュース(3/26~4/1)

今週も気になったニュースを取り上げて行きます。

1.ETC、一般への使用開放
 高速道路等での料金を無線で収受する為のETCですが、国交省は接続用のシステムを民間にも開放し、他の支払い等にも使用できる方針です。これは鉄道から来たSuicaに対抗する手段になる可能性を秘めています。ただ、今はETCはどちらかというと業務用が多くサンデードライバー等の一般車両では少ないことから、地方への面展開という点では引っかかりがあるかもしれません。ドライブスルーでの物販でも、結構手間だし日本人の気の短さやドライブスルーレーンが1本取れるかどうか、という日本での土地のなさを考えると拡大方向には行かないでしょう。ETCカードで物販も出来る、というだけでは単にクレジットカードでの販売と変わらないわけですしね。
とりあえず、駐車場の料金所などにシステムが広がることが期待できますが、その後については「車に付随するサービス」をどう見つけていくかが課題となっていくように思えます。



2.ロボットスーツで登山支援実験、アルプスで実施
 筑波大学の山海研究室では、人間が装着して補助動力とする「ロボットスーツ」が研究されています。今のところ室内での一般作業が出来るというレベルのようですが、今回障碍者と共に登山をする際の援助者の補助動力として使用する計画が動き始めました。現状では、体を動かせない人が使えるというものでは無いため(生体電流をスイッチにしているため、動かせない人からは検出できない)、障碍者の直接装着は不可能です。ただ、援助者が使用することで負荷を減らすことが期待できます。さらに、数時間とは言えフィールドでの実地試験ということで実用化へ向けてのデータが得られることも期待できます。連続使用に耐えられるか。使用者の疲労がたまっていき体調が変わっていく間も生体電流の検出を正常に行えるか、などの課題があると思われます。
システムの名前が「HAL」だったり、実務を行う為に教授が作った企業名が「Cyberdyne」だったりするのは少しアレですが、逆に言えばイメージの重要さを教授が理解している証拠ともいえるでしょう。独自技術が少ないといわれてきた日本ですが、イメージ戦略とセットで新技術を切り開ける時代になってきたと思います。これからの高齢化社会や一般人の体力低下が言われる中で人間が行うべき作業の補助が可能になるこれらの技術には気対して行きたいと思っています。
(もう少し格好良くなってかつスピードが上がると映画などでも使われるかもしれませんね)。

3.Nifty、パソコン通信サービス完全終了。19年の歴史に幕
 一時期、PCを使って個人がコミュニケーションを行う方法として主流だったのは、各社が独自に行う「「パソコン通信」でした。各社相互には接続していないため、メールのやり取りを行うにはそれぞれで契約をする必要があるなど色々と面倒がありました。ただ、当初のインターネットと比べるとセキュリティ的な安心感があり(なにせ巨大なLANのようなもの)のため、企業ユーザーにはそれなりに受け入れられてきたと思われます。個人もコミュニティが出来るなど、インターネット時代への助走として十分な役割を果してきました。私自身、Niftyユーザーとして14年使ってきています。パソコン通信としては最初期は見ていませんが立ち上がっていく過程は結構見てきました。
 ただ、インターネットとして相互接続が可能になり「オープン」となった今、プロバイダーは黒子の立場になってきたと思います。とはいえ、ユーザーとネットとの「接点」という役割には変わりはありませんので、安定したサービスを今後もお願いしたいと思っています。
(ココログがメンテ後不安定、というのはかつてニフはメンテすると不安定になる、といわれていた頃の再来だなぁ、というのは年寄りの独り言である)。


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2006 04 02 [ニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック