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2006.04.18

グーグルってすごくシンプルじゃない?

Web2.0とかグーグルが世界を変えるとかいろいろとまたネット界が活発化しているように見えます。ただ、これはビジネスの面から見た話でネットをツールとして使う、という観点から見れば何一つ変わっていないのではないか、とも感じるのですよね。別に陰謀とかどうとうかではなく、情報関所をなくしていこう、というだけのことなのに。

とはいえ、それだけの事がその関所番をメシの種にしている人たちにとってはすごく重大な意味を持つことになります。特に、従来の社会システムはある意味、情報源を遮断し、その情報源へのアクセス権を有料で売るという作業についている人があまりに多く、かつその人たちが持つアクセス権が社会的権力につながっているから余計にそう感じられるのでしょう。

で、グーグルですが「なんでもいいからネットに載せる」、「それを探し出す」、「どこかにある知りたがっている情報を得ることができる」というステップを踏んでいるだけといえばだけです。自分に取っては無価値かもしれない情報でも、全員が公開して誰もがアクセスして検索結果として得ることが出来るようになったらいいな、という、単純なことを実行しているだけに思えます。ただ、この結果が社会そのものを変えてしまうようなパワーを結果的に持っているが故に、恐れられたり利用しようとする動きが出てくるのでしょう。

私は、個人的にはグーグルには何の陰謀も企みも無いと思っています。あるのは信念だけでしょう。自分が欲しいものを作る。そして、これは直接的には誰かから何かを奪うものではないのですが、結果としてアクセス権を特別なものではなく「フリー」なものにしてしまうことで、従来のアクセス権の「価値」を奪ってしまっています。

競争を考えると、知識を持っている、アクセス権を持っていることは何のアドバンテージでもなくなりました。ここから新たに何かを生み出せるか、と言う競争に変わってきています。これはコンピュータが出てきた時点で「記憶」は意味が無くなり、Webが出てきたことでコミュニケーション速度が上がり、そして検索システムが加わることで世界中のデータを探し出せるようになり関守であることの意味をなくしました。この中では、クリエータである事でしか競争は出来ません。情報に付加価値をつける、昔から言われている当たり前の事(メッセンジャーでは駄目)ですが、改めてその意味をビジネスフィールドにいる人・企業に突きつけているのがグーグルであり、Webであるのだと思っています。

2006 04 18 [パソコン・インターネット] | 固定リンク

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