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2006.07.02

今週のニュース(06/24~07/01)

今週も気になったニュースを取り上げて行きます。

1.ルノー、GMへ資本参加か
 低迷が続いている世界最大の自動車メーカーであるGMに、ルノー(含む日産)が出資を検討している事が分かりました。現在ルノーと日産の双方の社長をカルロス・ゴーン氏が行っているわけですが、GMに出資をした場合アメリカ、アジア、ヨーロッパすべてに対して強い影響力を持つ企業が出来るわけです。ただ、これはダイムラーがクライスラーと三菱自動車に対して行った事と似ているわけですよね。あくまでも「メーカー」ですので、単純に大きくなれば良いというわけではなく、しかも一般消費者相手の製品ですから作る製品の魅力が問題になってきます。ここに負け組同士の連合が意味を成さない技術競争の厳しさがあります。GMも規模はありますが単独の車種での魅力がどうか、というと今はインセンティブ頼みの販売に頼っていますし、ルノーもメガーヌくらいしか目だった車種はありません。日産も大型車にシフトしてしまった結果、原油高のあおりが出て不振、しかもエコカーについては遅れ気味です(ハイブリッドにしろ、ディーゼルにしろ日産は目立ったものは無い)。
 規模のメリットを出せるのか、大きすぎてコントロールを失ってしまうのか。GMはコラボレーションが苦手、という文化もあるため(サーブ、富士重、スズキを有効に使えなかった)、今後かなり厳しい状況は続くものと思われます。

2.ドライブレコーダー導入タクシー、事故半減
 飛行機には飛行状況を記録するフライトレコーダーの設置が義務付けられており、事故時の原因究明に役立てられています。同様に、自動車に取り付けて映像を記録していく「ドライブレコーダー」も既に存在しており、タクシー等に取り付けられるケースが増えています。自動車事故の場合、目撃者が不在だと責任の所在が不明になったり、双方の証言が食い違うなどの問題が起きやすいのが現実です。しかし、このドライブレコーダがあれば事故時の責任がハッキリする、運転手に対して言い逃れを許さないなど管理、安全双方に役立つ事が期待できます。そして、導入したタクシー会社では、事故が半減したという効果がありました。

全車に義務付けるかどうかは色々と問題があるでしょうが、業務用車については普及が進むと色々と面白いことがあるかもしれません。

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