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2006.07.23

今週のニュース(7/16~7/22)

今週も気になったニュースを取り上げて行きます。

1.経済産業省、流通取引の標準化システム策定を検討
 経済産業省は、三越やイオンなどの大手流通業と共同で共通流通取引システムの開発に乗り出しました。現在紙が主流となっている取引を共通フォーマットで電子化することで業務の合理化を図ることが目的です。で、狙いはわかるのですが、現場にいますと各種イレギュラーをどうしていくのか、また逆にシステム化することでイレギュラーをなくしていけるのか。人がやること、特に商売に絡むことゆえに実際に落としていく段階になると紆余曲折が予想されます(特に、「融通を利かせる」ことが実力であると思っている人が多いとね)。


2.05年度、公的年金の運用益過去最高へ
 年金資金を運用している年金積立金管理運用独立行政法人は、05年度の運用結果を発表し過去最高の運用益と2兆円弱が国の年金会計に繰り入れられることになりました。05年の大幅な株価上昇が寄与したものです。で、06年度を考えると横ばいからややマイナス傾向に株価があることを考えると、また厳しくなってくるでしょう。逆に言えば、この「年金ファンド」が経営に口を出してくる可能性すら出てきます。
 まあ、政府のあり方からすればむしろ逆になってしまう可能性すらあるのですが、経済の好調が七難隠す好例と言えるでしょう。ここで得られたマージンを使ってどうしようもなくなる前に何とかシステムを見直して欲しいものです。

3.天皇陛下の発言メモに、小泉首相は自身について影響なし
 靖国神社参拝に関する昭和天皇の意見とされるメモが出てきました。これについて小泉首相は心の問題であり自身の参拝には影響しない、という考えを示しています。私は、この考えはこれはこれであっているように思えます。まず、そのメモ自体が天皇陛下のお言葉であるかどうかは不明確なこと、また、逆に言えば天皇陛下のお言葉だからといってそれが社会に対して影響を与えるべきものかどうか、ということもあるからです(私は参拝はしませんけどね。他人がするのは止めませんけど)。歴史研究の一つとしては興味ありますし、昭和天皇がそう考えられていたのであればそれはそれで尊重はしますが、それ以上ではないということで。今の人間がこれによって左右されるのは少し違和感を持っています。

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2006 07 23 [ニュース] | 固定リンク

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