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2006.07.21
野球選手に肉体の進化を見る
今、今年のプロ野球オールスターを見ながら書いています。で、毎年この時期には功労者表彰としての野球殿堂入りの紹介があり、かつての名選手の往年の姿が紹介されるわけですが、今改めてみると、当時の選手たちはかなりスリムであることに気が付きます。たとえば、今年野球殿堂入りした山田久司投手。まあ、もともとゴツイというわけではありませんが、今の選手を見た後に当時の映像を見るとやせっぽちにすら見えてしまいます。
新庄を見ても、細いのですが筋肉はきっちりついていてパワーがある、ということを感じさせます。これらは、ウェイトトレーニング、スポーツ栄養学などの進化を如実に表しているといってよいでしょう。そして、これらの体格の変化も日本人もメジャーリーグで特段引けを取らなくなった証拠かもしれません。
かつては、いわゆる「ガイジン助っ人」はパワーが売り物でした。もちろん、今でもカブレラあたりのパワーに匹敵する日本人はそうはいないでしょう。ただ、だからといって日本人選手がまるで非力か、と言われるとずいぶん広くなった各球場でもホームランがそれなりに出ていることなどからも決してそうはいえないことをあらわしていると思います。
まあ、逆の意味では、今のプロ野球選手にはかつての門田や香川、江夏といった腹を突き出しつつやるようなプレイヤーはいなくなりましたけどね。身体制御が進んだ証拠がここにもあります。
で、一般を省みるとメタボリックシンドロームといわれ、お腹周りが気になる人も増えているようです。メタボリックシンドロームそのものについては色々と疑義もあるでしょうが、太りすぎ、運動不足が体に良くないのは事実。私も昨年待つごろから中年太りが気になってきており、ピラティスを本を買い込んですこしずつ行っております。こういった方法に関しても以前よりは情報が入りやすく、またわかりやすい時代になっているのが現代でしょう。20年前には今から見るとかなりいい加減な情報しかありませんでしたからね。
健康で長生きの基礎を作るトレーニング方法も、少しずつ進化しており、プロ選手しかり、一般にもその恩恵がでてきているのかな、と思っております。
2006 07 21 [スポーツ] | 固定リンク
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