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2006.11.26

今週のニュース(11/19~11/25)

今週も気になったニュースを取上げて行きます。

1.年金徴収民営化テスト、民間が上回る

色々と問題になっている社会保険庁による年金徴収ですが、民営化テストでも民間側の勝利という結果となりました。まあ、徴収率を上げるために分母の方を減らす、という姑息な手段をとるような体質が現場にあるようでは勝ちはおぼつかないでしょう。まあ、駐車違反の民間監視員が実は赤字事業になりつつあるという話もありますので、一概に民営化が良いかどうかはなんとも言えませんが、効率化、努力が報われる形が出来やすいシステムというのはありかな、と思っています。

2.三菱東京UFJ銀行、コンビニATMの手数料平日昼間ゼロへ
 最初は疑問視されていたコンビニへのATM設置、特に自前でそろえたセブン・イレブンですが、手数料収入などで黒字化しており、かつその存在感も増しています。この中、提携している銀行で無料化が進んでいるようです。三菱東京UFJ銀行(長い!)は、50億円の還元とということですが、自前のATM網のリストラを考えれば楽に出てくるコストではないか、とも思えるのですよね(1基年1000万として500機分・・楽勝ですな)。

ただ、こうしていくと大銀行に個人が口座を持つ意味がますます減ってきています。給与振込み、カード口座、各種引き落としなどはあるでしょうが、店頭に行く機会は減る一方です。手間(=コスト)がかかることを減らして大企業向けに特化するのは戦略としてはありですので、リテール向けと企業向けを分けたみずほは正しいといえば正しいのですが、リテール側はコンビニ並みの便利さ、サービスを打ち出さないと相手にされないしコスト回収も出来ない現実が出ていると思われます(こうなると、ゆうちょ銀行が本気を出した時が怖いですね。通販、物販、コンビニとの提携などなんでもあり状況で動いていますから)。

3.野村證券、カフェとジョイント店舗を出店
 野村證券は、カフェなどの異業種と今後共同店舗を出していく方針のようです。投資になじみが薄い若者がターゲット、ということですが、どうでしょうか。買う、買わないという観点ではネット(ケータイ)を通すほうが多いでしょうし、じっくり相談しながら、というのはコストばかりかかって仕方がないようにも思えます。むしろ、デパートの外商あたりと組むと言いたいところですが、既にこういうのは裏ではありそうですし。結局、特別サービスは出来ないがマーケットの数としては大きいグループをどう捉えて利益を出していくか、という小売業と同じ問題に直面することになります。顧客にそれなりの選択能力が期待できる分野(食品など)では対面販売をなくしたスーパーマーケットが発達しましたが、まだ素人が大多数(株ってなあに?)の世界では、とても商品を並べました、買って下さいでは済まない分野です。で、せっかく顧客を育ててもわかったから他所で買う、という事が簡単に出来てしまうのも金融商品の難しいところですので、品揃え、アクセス、顧客限定の情報提供などで囲い込むしかないというのが現状でしょう。
 開発と販売を同時にやるか、分けるか、色々と試行錯誤の最中だと思われます。

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