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2006.12.31

2006年のニュース

しばらく更新をさぼっていましたが、やはり年末ですのでまとめをしてみたいと思います。

1.ソフトバンクモバイル発進
 ケータイ市場に参入しようとしていたソフトバンクですが、今年ボーダフォン日本法人を買収してついに念願を果しました。当初は「大人のソフトバンク」として料金競争はしない、と言っていましたが、MNP開始前日にゴールドプラン予想外割を発表、ネタ的には話題を振りまくことに成功しました。ただ、このプランはよっぽどケータイで特定ユーザと長電話する、というのでないとあまり意味がないのですよね。通話定額では既にWillcomが実現していますし(こちらは制限もなくシンプル)。というわけで、私は3Gへの機種変更(これもボーダフォン時代からの904SH)の際、オレンジXにしました。今回は通年での契約年数が割引に効く、という点では切り替えメリットがあったわけです(最初から半額で、定額部分はもとのままという点)。新機種はまだ本命が出てきていないようですから(トップエンドはまだマイナーチェンジでしかない)、来年の春モデルがどうなるかで動きが見えてくるように思えます。

2.冬季オリンピックとFIFAワールドカップ、日本はどちらも惨敗

今年はスポーツ界から見て2つのビッグイベント(アジア大会も入れれば3つ)ありました。で、冬季オリンピックはメダルにあと1歩、というのが数多くあり、最後に女子フィギュアスケートで初の金メダルという快挙があった以外は長野からの財産を使い切った、というのが実感でした。いや、競技そのものはどれも見ていて楽しかったのですけどね(その時の感想は"fareaster:競技を素直に楽しむために"を参照)。

FIFAワールドカップの方は緒戦が全てでした。賭けに負けたジーコ、ブラジル戦でも先行したまでは良かったのですが奇跡は起こらず、中田英寿が燃え尽きただけで終わった、というのが実情でしょう。ただ、3回の本選出場を経てすっかり場慣れしてきたのも事実、気持ちで負けなくなってきた今、次回の南ア大会(ほんとうにやるの?)に向けて、若返りとクラブの建て直しが急務、というところではないでしょうか。

3.安倍政権発足、株価はある程度復活へ
 5年半続いた小泉政権も終わり、安倍首相が指名されました。中国、韓国との関係はある程度修復したものの、キャラクターが小泉氏と比べてやや暗いというか、真面目すぎて問題点を深刻に感じさせすぎてしまうような印象を受けてしまいます。一時低迷していた株価も1万7千円台で年度中盤の低迷を脱したようですが、来年はやや踊り場的な印象すら受けます。改革自体はまだまだ途中だけに、安倍首相にも突破力を期待していきたいと思います。


では、今年もありがとうございました。来年もよろしくお願い致します。

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