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2009.10.11

政策論争はいつ始まるの?

民主党の政権奪取から1カ月が過ぎ、今までと違う形での動きとなっています。自民党の場合、良くも悪くも安定した一つの組織内での暗黙の了解のもとで動いていた政策決定などが通じず、「マニフェストにかかげた」から行うというプログラム的な政策行動が民主党の場合行われているようです。

民主党の場合、「専門家集団」といわれることも多いようで、その分論理的整合性は今までよりもはっきりしている分「政治案件」などと言われるような客観的には不合理でも声が大きい、権力バランスがこうだから、というような形での決定が多くなっていたと思われます。そして、これがこの利権に預かれない多数の国民の反発となり、今回の政権交代の遠因となってきたでしょう。

ただ、福祉なり、地方振興という場合は経済合理性ではない人の感情という部分を考慮する必要があり、この部分を決めていくのが「政治」という考え方もできます(経済合理性を極限まで推し進めると、人間の生物としての限界にぶつかり、どんどん不要となってしまうのです。究極的には、自然人が限りなくゼロに近づいた法人が発生するでしょう)。

しかし、政治を「人間」の幸福を追求するものとすると構成員たる自然人の要素が強くなります。ここの折り合いをいかに付けるか、この理屈をつけていく道筋を作ってほしいのです。

今までは家父長制的な要素で「年長者だから」、「まとめ役だから」という形で議員が決まり、この構成員で自民党が作られてきた要素が大きかったわけですが、今回は民主党のような比較的合理性を重視する集団に変わりました。どちらに振れすぎても壊れてしまうため、単にスキャンダル攻撃をするのではなく、政策決定をする、そして次回選挙に対するプレゼンテーション競争として、今後の国会での政策論争を期待したいと思っています。

(ネガティブキャンペーンがプレゼンとして効かないのは前回の選挙や、小泉政権時のメール論争で分かっているはずなのですが・・・)

2009 10 11 [経済・政治・国際] | 固定リンク

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