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2009.10.20

子供は誰が育てるのか

待機児童解消のためバウチャー制度を入れたらどうか、という提案がなされています。教育に関しては、コストをバウチャーという形で福祉予算からもつ、ということですね。これは供給側の競争を促すこと、転用がむずかしいことから効率が良いことが期待されます。都市部など、市場規模が大きく新規参入の意味があるところでは有用でしょう。


ただ、「保育」という考え方に立つと、何が適しているのか、ということも考えないといけません。

考え方として、たとえば戦時のような労働力確保と見れば、子供の意思というよりは、大人の手数の方が重視されますので「子育てに掛ける手を他に回す」事が重要視されます。これは、今の社会でも家計の収入を増やすために子守のアウトソースをしている、そして収支バランスをよくすることを目的とした経済的な要素ですね。

もうひとつは、将来への社会投資として子供へ最高の教育を与えていく、という発想です。子供の能力アップ(とまでいかなくても、子供たちの心身を健康に保つことは社会維持として重要)として社会全体の安定を求めていくという考え方です。

今問題になっているのは、どちらかというと前者ですね。食えなければ仕方がない、ということです。いくら保育所を増やしても待機児童が減らないのは、増えた分だけ需要が出てくるという潜在需要が大きいためでしょう。

どちらにしても、子供たちの目線でこの問題が語られていないのが気になります。先立つものがないと仕方がないというのはわかりますが、お金の使い方は手段なので、そもそもの目的がずれてしまっているように思えてなりません。目的の位置を明確にして、そのうえで適切な使い方を考えていくことが大切であると思っています。

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