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2009.10.28

供給過剰時代で市場はどうなる

赤松大臣が卸売市場機能の低下に関して、イオン等のスーパーを批判した、という記事がでています。ただ、市場でのセリで価格が決まるということに関しては、漁業者からも「値段が自分で付けられない」ということで不満もあるようです。


また、今のセリ機能に関しては、小規模の生産者を一度集めて買い手に選択肢を与える、というものですが、価格が市場先行であり売り手が先に値付けをするわけではないため、買い手が減るほど買い手有利になることになります。

これらは、生産者が小規模でかつ供給が限られる状況では生産者と消費者のバランス的に取れていたのかもしれませんが、買い手のパワーが増し、かつ供給力が需要を上回る状況では買い手の方にバランスが傾いていると見てよいと思います。

この中で供給者側にバランスを戻そうとするならば、供給者としては商品力を上げる、タイミングを測って供給過剰を防ぐ、大規模化して供給力を制御できるようにする、などしかないわけです。どちらにしても、作っているだけではだめということは変わらないのですね。

卸売市場というマッチングの場は、小規模事業者でも参加できるという面では存在意義があると思いますが、市場自信もロングテールに対応できる、情報発信速度を上げて個性の広がりをうまく需要家側へ届けられるようにしないと、供給者、需要家双方にとって使えないものになってしまうと思っています。

2009 10 28 | 固定リンク

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