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2009.12.05

パーソナルコンピュータの行く末は

むか~しのこと。コンピュータは個人で使うようなものではなく、大型機に端末があってお伺いを立てながら使うものでした。今でもスーパーコンピュータはそういうものですね。で、20年程度前からスタンドアローンの個人用のコンピュータ(パソコン)が普及しはじめ、簡単な事務処理などはできるようになりました。そして、大型機ユーザー同士がつかっていたような電子メールも少しずつ普及しはじめました。ここでは、アナログ電話回線にデジタル信号を乗せて、というような手段も用いられていました。コンピュータにコミュニケーションツールとしての側面が出てきたわけです。そして、インターネットの普及とともに、回線の高速化・低価格化が進んで常時接続が普通になり、メールなども業務として使えるようなレベルにまで達しました。

かたや、コミュニケーションツールとしての電話は、唯一のリアルタイム手段として音声電話が固定式として普及し、その後やはり20年程度前から移動体通信も始りました。そしてデジタル化とともに音声のみならずメールや簡単な情報端末としても使えるようになってきました。双方が別の側面から同じようなツールとして進化してきたのです。


現在、個人が持つツールとしてはPCとケータイ、二つの側面があると思います。PCは処理、表示機能優先で携帯性は二の次ですね。ネットブックの普及で小型PCもずいぶん安価になりましたが、ケータイに比べればまだまだ大きく、重いです。また、携帯キャリアの政策やインフラ整備の問題もあって簡単にどこでもリッチ環境でつなぐということはできないのが現状です。

で、このままケータイが進化して処理能力やメモリが強化されたらどうなるか。クラウドとセットで考えても良いのですが、大昔からあった「ドック」という方向に向かう可能性もゼロではないと思います。

iPhoneのようなスマートフォンでも、ストレージとしてはすでにある程度必要十分なものがありますが単体での処理能力、バッテリーのィス題があります。処理速度はある程度上がるにせよ、画面サイズや入力の問題は限度があります。そこで、ディスプレイと回線端末・キーボード・マウスをつなぐようなドックにつないで、またクラウドで処理を任せれば単体での処理能力の遅さもさほど問題にならなくなります。

この場合、ケータイはまさに個人用の情報ツールとして統合したマンマシンインターフェースになるわけですね(人間とクラウドをつなぐツール)。そして、拡張性(物理的・仮想的双方で)も持てるようになるわけです。

ネットカフェという言葉がアングラ的なものになってしまったのでいまさら使えないとは思いますが、外部でのビジネスセンターを考えた場合にスマートフォンを差し込んで表示と入力だけ行う(通信も場合によってはなし)というサービスもあり得るのかな、とも思っています(家庭用ならばドックとして光回線につないだ方が良いかも)。

技術的には今すぐにでも可能なレベルにまで来ていますので、臨界点は近いのかもしれません。

2009 12 05 [パソコン・インターネット] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック